■組織拡大−全印総連

個人加盟の仲間が奮闘
 印刷出版産業労働者の圧倒的多数は、中小企業に働く労働者です。昨年結成した誰でも加入できる個人加盟労組の仲間が奮闘し、雇用確保や労働条件改悪反対の闘いを展開。そして組織拡大でも成果を上げ、産別の牽引車として奮闘しています。


組織拡大に確信−合同支部の大会

 いま印刷出版業界は、経営困難・危機が表面化し、退職強要や解雇、労働条件の切下げ攻撃が相次いでいます。
 こうしたなかで、昨年結成した個人加盟組合の「全印総連情報印刷関連合同支部」では、この一年間に新たに一六職場に組合員が誕生し、争議など個別事件でも次々と解決しています。
 また、産別全体の未組織労働者・職場への宣伝行動も「合同支部」の行動と提起をきっかけに産別全体の定期宣伝に広がり、その規模や回数でも飛躍的に大きくなりました。
組織拡大と産業・制度課題に力点
その結果、中小企業のみならず、これまでになかった大手印刷の職場やその下請け労働者からも組合加入と労働相談が相次いでいます。そして今、「労働組合をつくりたい」というケースが増えていること、労働相談から組合員になった仲間が仲間を増やしていることが大きな特徴となっています。
 組織拡大の課題は企業内での拡大や中立組合の加盟などもありますが、少数といえども職場数が増えることは、今後の組織拡大の「火種」として大きな意味を持っています。
 「合同支部」は、新たな組合員や組合結成の受け入れの中心になっていますが、場合によっては労使関係を作ることもありますが、企業横断的な単一組織をめざしており、企業横断的な賃金・労働条件の確立、全国一律最賃制の確立、共済活動、技術教育などを中心課題とするなど、企業内組合以上に産業課題、制度課題などに力点を置くこととしています。