安倍暴走政治ストップ

記念講演をする大木一訓日本福祉大学名誉教授

 東京春闘共闘は、12月4〜5日、春闘討論集会を14単産、20地域・ブロックから74人の参加で開催しました。17春闘勝利に向けて「安倍暴走政治stop、命、平和、憲法と立憲主義を守り」「アベノミクスによる貧困と格差の拡大の結果低迷する景気を、賃金引き上げによる国民の消費購買力引き上げ、中小企業と地域経済活性化により打開」すべく、参加者の積極的な討議で方針を練り上げました。

◆17春闘の基本要求
 2017年春闘にむけて、「大幅賃金引き上げ」と「暮らしの悪化から改善への転換」を勝ち取るべく、各組合で、要求と方針の討議が始まっています。
 アベノミクスの破綻がますます鮮明になり、国民生活に深刻な影響を与える中、安倍政権は経済界へ四年連続で賃上げを要請しました。連合が17春闘で月給の2%程度を基準にベアを求める基本構想を確認する「向かい風」の情勢下では、自力で職場・地域から「大幅賃金引き上げの風」を巻き起こすことが必要です。
 17春闘では、東京春闘の基本要求として月額2万円以上、時間額150円以上の賃上げ要求、時給額1000円以上、日額8000円以上、月額1.7万円以上、すべての働く人々の底上げ実現、時給1000円未満をなくす要求を掲げて取り組みます。
◆大幅賃上げを取り戻す17春闘の確立
 16東京春闘の結果は、賃金引き上げは昨年を若干下回るマイナス125円、月額5692円になりました。しかし、全国的な水準から見ると強い向かい風のなか、昨年を上回る奮闘により一定の成果を獲得した結果となりました。
 17春闘では、16春闘をさらに大きく上回る原則的で大衆的なたたかいを構築し、大幅賃上げを勝ち取りましょう。
◆16春闘の成果の上に
 16春闘で前進した職場に共通する特徴は、職場闘争をさらに「原則的かつ大衆的なたたかい」に強化・発展させることに全力を挙げたことです。
 原則的なたたかいを堅持すれば、多くの職場で困難を突破して前進できることは明らかです。
◆職場闘争強化、地域春闘の前進で昨年を超える
 生計費原則に基づく職場討議と要求アンケートを追求し、全職場で要求提出します。スト権確立の力を背景に賃上げ・ベアを実現します。職場実態を分析し、産別統一行動、分野別共闘など強化し、あわせて若手幹部の育成に力を入れます。
◆中小企業の賃上げに
 経営困難な中小企業の労働者の賃上げには、産別闘争と地域春闘(運動)の強化による政策的要求の実現が不可欠です。
 経験交流を強め、省庁交渉なども検討し、横軸で地域から支える運動もすすめます。
 2月の地域総行動期間と、3月16日を中心にした回答指定日翌日行動では、東京春闘の総力を集中して、単産・地域ブロックの統一行動、官民共同行動を展開します。
 また、1月から実施する自治体キャラバンを基礎に、最低賃金・公契約闘争を開始し、運動の飛躍をめざします。
 特に「社会的な賃金闘争」として、最低賃金、公契約、公務賃金を春闘課題に明確に位置づけ、前進に向けて取り組みます。全国一律最低賃金制度実現を求める署名と、東京では「今すぐどこでも1000円、東京で早期に1500円を目指す」独自署名に取り組みます。
◆労働法制大改悪阻止、 長時間労働を是正する
 安倍政権が進める「働き方改革」は、深刻な労働実態の改善につながるかのような幻想を与えつつ、政労使三原則を壊し、集団的労使関係と労働者保護法制を根本的に破壊するものです。「働かせ方改革」の策謀を明らかにし、「働くルールの確立」に展望を切り開きます。
◆国民的課題
 17春闘では、「戦争する国づくり」、憲法改悪、沖縄の新基地建設、原発再稼働と原発輸出の阻止も重要な取り組みとなります。また、社会保障制度の大改悪反対もたたかいの柱となります。
 安倍政権の暴走を直接阻止するため、解散総選挙に備えます。夏の都議会議員選挙では、築地市場移転問題、オリンピック施設問題、横田基地へのオスプレイ配備が争点となります。
 17春闘では、国民的・都民的諸要求での「一点共闘」を強め、総選挙と都議選にむけて、「安倍暴走政治NO」の世論と共同を前進させることを春闘の柱に据えて取り組みます。
 春闘での要求前進には、組織の拡大・強化が重要です。職場や地域、産業での力関係を変えるのも組織力です。17春闘では、組織拡大と会議確立・役員育成・学習など組織強化の活動を重点的に取り組み、春闘前進との相乗的発展を追求します。
 17春闘は、歴史的な決戦となる春闘です。17春闘勝利に向けて、職場・地域の仲間を総結集し、知恵と勇気と力を集め、勝利に向けて奮闘していきましょう。

日本のどこにもオスプレイNo!

横田配備反対集会に5000人

横田基地にそってアピール行進(11/23)

 「日本のどこにもオスプレイはいらない」「オール東京のたたかいをつくろう」―。11月23日、福生市・多摩川中央公園で、米軍オスプレイの横田基地配備に反対する集会とアピール行進が行われ、5000人が参加しました。主催は東京地評などで構成するオスプレイ反対東京連絡会。
 横田基地には、米空軍の特殊作戦用のオスプレイ10機が、来年から配備されようとしています。主催者あいさつした森田稔東京地評議長は、配備阻止に向けて「幅広い市民・団体と力を合わせオール東京のたたかいを追求したい」とよびかけました。
 集会のリレートークでは各地の運動や取り組みが交流され、「横田の米軍機の飛行回数は年間1万2千回に及び、1時間に20回の飛行も常態化している」など基地被害が年々深刻さを増していることが報告されました。
 オスプレイの横田基地配備は沖縄や全国各地で強行される米軍基地の機能強化と一体のものであり、首都東京に米軍の特殊作戦の一大拠点がおかれることを意味します。基地固定化と殴り込み機能強化を許さないために、声を大きく上げる必要があります。現地のたたかいを支えて、配備を阻止させましょう。
 集会では小池晃参院議員(共産)が連帯あいさつ。また、沖縄の伊波参院議員と稲嶺名護市長からメッセージが寄せられました。