長時間労働の是正を


安倍内閣のごま化しあきらか
労働法制改悪阻止学習交流集会

行動提起をする井手口行夫東京春闘共闘事務局長

 10月12日(水)夜、東京地評・東京春闘共闘は自由法曹団東京支部と共催し、ラパスホールで「労働法制改悪阻止学習交流集会」を開催。単産・地域組織、弁護団から五五人が参加しました。

 森田稔東京春闘代表の主催者挨拶、伊藤圭一全労連雇用労働法制局長から労働法制をめぐる国会情勢について報告が行われた後、自由法曹団の鷲見賢一郎弁護士から「安倍『働き方改革』とどうたたかうか!?」と題した講演、大久保修一弁護士より四野党が共同提出している「長時間労働規制法案」の内容について報告が行われました。
 討論で、建交労から規制緩和政策が事故の絶えない長時間・過密で低賃金構造を作り上げた運送業界の現状が話され、全労連全国一般からは雇用差別を作り出す人事制度の導入が進められている職場の報告、医労連より人手不足がさらなる長時間労働を生み出している医療や介護における職場の現状が報告され、長時間労働の是正と生活できる賃金、労働条件の確立と安倍「働き方改革」は結びつかないと厳しい批判が行われました。
 また、二人の弁護士から、郵政産業ユニオンやメトロコマースに働く非正規労働者が、正社員との均等待遇を求めたたかっている「20条裁判」での争点を報告し、同一労働同一賃金の実現のためには、労働条件の違いの立証責任を経営側に求めること、将来の配置転換など人材活用の仕組みを口実にさせないことが重要であるとしました。
 最後に、安倍内閣の誤魔化しを明らかにし、労働法制改悪を阻止する取り組みを井手口行夫東京春闘事務局長がおこない、自由法曹団須戸正樹支部長の閉会の挨拶で集会を締めくくりました。

働くルール壊すな 集会とデモ

 11月9日(水)、国民春闘共闘は「安倍改憲内閣NO!最賃など賃金の底上げ、働くルールの破壊は許さない11.9総決起集会」を日比谷野外音楽堂で開催し、2,000人が参加。国会デモの後、TPP批准反対、安保関連法廃止、働くルールの底上げ、全国一律最賃制等を求めて議員要請をしました。









真の均等待遇をめざして

第20回安心して働きたい東京のつどい

       11職場・地域からのリレートーク

 11月2日、渋谷区のオリンピック青少年綜合センターで「第20回安心して働きたい東京のつどい」が開催され、160人が参加しました。
 冒頭、「アベノミクスの『同一労働同一賃金』論を斬る!―真の均等待遇をめざして―」と題して、旬報法律事務所の新村響子弁護士の講演が行われました。新村弁護士は「雇用形態間の賃金格差や男女間の賃金差別は手つかずになる可能性が高い」と、アベノミクス「同一労働同一賃金」を分かりやすく解説。均等待遇を実現させるために、労契法やパート法の活用による権利闘争を強めること、有期契約や派遣契約などで入り口規制を強化する改正などが必要と強調されました。
 続いて、東京医労連の役員でもある「夢の家快楽」さんの落語を楽しみました。
 また恒例となっているリレートークでは、一一組織が発言。出版物の「取次職場」や公務非正規、金融や介護、郵政、民間中小職場や非常勤講師を多く抱える学校などから劣悪な現場と最賃引き上げの重要性が語られました。また、東京土建から、公契約条例推進の取り組みなどいずれも教訓に満ちて、参加者を励ます報告が相次ぎました。

政権からの圧力

地評青年協 報道規制学習会

 11月6日、東京地評青年協は、エデュカス東京地下会議室にて、「報道規制学習会」を開催し27人が参加しました。報道の現場でどのような規制が起こっているか、目や耳にする情報、また報じない情報をどうつかむのかなどを知るため企画したものです。
 講師は民放労連関東地連委員長の渡辺豊さんにお願いしました。講演では、日本会議や総務省、自民党からの指示文書など放送局への圧力(テーマとして扱わない方が無難との動きが生まれやすい状況があること等)について詳しく話して頂きました。
 また、選挙での争点隠しや改憲など、報じないことで政権への印象操作が行われ、それが国民の知る権利をないがしろにしていること。その責任はメディアも政府と同様にあることを知りました。私たちもメディアに対して、単発の報道ではなく内容の掘り下げなど、きちんと注文をつけていく必要があります。
 講演後は四班に分かれて「なぜこれが報道されないの?」をテーマにグループ討論を実施。報道への不満だけではなく、各職場や産業の労働実態などにも触れながら内容を深めました。