安全・安心の医療・介護夜勤交替制労働の改善


東京医労連がキャラバン行動

「夜勤交替制労働の改善を」の署名を訴える(9/3巣鴨)

 病院や介護施設では24時間365日、切れ目なく医療や介護を提供。そのために、夜間も交替制勤務が行われています。人員不足も深刻です。安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求めて、東京医労連はキャラバン行動を展開中。
 夜勤は人間の生体リズムに反する勤務のため、長期的には発がん性のリスクが指摘されており、日本の労働安全衛生法でも深夜業は有害業務に指定されています。
 加えて、人員不足により、16時間を超える長時間夜勤や休息もできない8時間未満の短い勤務間隔、介護施設での一人夜勤などの実態もあります。「夜勤は有害」であっても、医療・介護現場では避けられない勤務のため、夜勤の有害性を少しでも、少なくしていく事が必要です。夜勤回数はできる限り少なくし、夜勤も8時間以内、勤務間隔は12時間以上とし、必要な増員も行うことが求められています。
 東京医労連では、秋闘の取り組みの一環として「安全・安心の医療・介護の実現と、夜勤交替制労働の改善」を求め、「いのちまもるキャラバン行動」に取り組みます。具体的には夜勤労働者の生活時間への影響を可視化する「生活実態調査」や世論に訴える署名宣伝行動、行政に対する働きかけ、医療関係団体や関係施設に対する一致点での共同の呼びかけなどを展開します。
 9月3日(土)には、東京医労連が加盟する東京医療関連協で、巣鴨地蔵通り商店街にて秋のキャラバンスタート宣伝行動を全体で30人(東京医労連10組合28人)の参加で行い、現場の看護師や介護士から少ない人員での夜勤体制により十分な看護ができない状況や過酷な労働実態が訴えられ、一時間三〇分の宣伝で241筆の署名が寄せられました。
 今後もキャラバン行動に取り組み、夜勤交替制労働の改善を求め秋闘の運動を進めていきます。

都民本位の都政を

都民連総会 決意あらたに

 8月26日、ラパスホールにて都民要求実現全都連絡会の総会が開催され、都民本位の都政を取り戻す方針を確認し、運動強化を確認しました。総会に先立って、緊急講演会として「選挙後の情勢と課題」(講師・五十嵐仁法政大学名誉教授)を行いました。井手口地評副議長は都民連事務局長に再任されました。
 7月に行われた参院選は、野党と市民が全国的規模の選挙共闘を行うという歴史的選挙戦として、初めての挑戦としては大きな成功を収めました。また、その直後に行われた都知事選は、野党と市民の統一候補・鳥越俊太郎さんが大健闘しました。鳥越氏が都民の願いに応えた政治の転換の旗印を堂々と掲げたこととともに、参院選で大きな成果をあげた「4野党+市民」という共闘の枠組みが首都東京の知事選でも発展したことは、今後の都民運動につながる大きな財産です。
 小池都知事は海外報道でも右翼改憲派の政治家と紹介されるほどのタカ派であり、安倍首相と連携して、大企業・大規模開発優先の都政を続けることを明言しています。知事は豊洲新市場の11月開場について、当面延期し、安全性、ふくれあがった経費、情報公開の三点で検証することを表明しましたが、山積する課題は多く、都民本位に解決することを厳しく迫る必要があります。自民党との偽りの対決ポーズが人気を博したとしても、都民の願いとかけ離れた政治を続ければ、厳しい批判と対決を必ず迎えます。各分野のたたかいを広げ、幅広い団体、都民と大合流して、都民本位の都政を実現していきましょう。

子どもの権利守るシンポジウム開催

練馬

 【練馬】9月4日(日)、練馬区役所多目的会議室で「待機児問題と『保育の質』を考える講演とシンポジウムのつどい」が行われました(写真)。主催は練馬公的保育を守る連絡会。
 保活一年生の三浦さん、認証保育園勤務の松木さん、「赤ちゃんの急死を考える会」の阿部さん、そして保育士・園長として働いてきた鳴海さんの4人が発言しました。
 16園の見学を通し、その格差に驚き、希望する園に入れず、さらに一年保活を続ける決意をした三浦さんは、「母親が変われば世の中は変わると言われ、おかしいことはおかしいと言いたい。社会と向き合いたいと思った」と発言。現役保育士の松木さんは、保育経験のない営業出身園長のもとでの赤裸々な実態を報告。1歳7カ月で娘を亡くした阿部さんは、事故後何の説明もなく「不詳の死」とされたこと。独自の聞き取りで、「昼寝中に泣き出したので、うつ伏せ寝にし、布団を覆いかぶせた」ことが分かり愕然としたと話しました。待機児問題の解消は規制緩和ではなく、安全安心の園を増やすこと。保育環境に格差はダメ、子どもを犠牲にしてはならないと鳴海さんは訴えました。
 よい保育を保つ基準とは、全ての子どもの生きる権利、安心して預けられる保護者の権利、そこで働く保育園職員の権利を守るものであると結び、今後の運動への決意が語られました。今回のシンポを受け、練馬公的保育を守る連絡会では、今後練馬区との交渉を準備しています。

羽田増便 都心低空飛行計画は無謀


          「低空飛行中止を」とデモ(8/20)

 2014年7月、国交省は2020年実施の羽田空港増便計画を発表。南風時に着陸ルート、北風時に離陸ルートを新たに都心低空に設定。いまは内陸部に1800m以下の高度で入らないルールが守られています。「計画」は、これを一気に壊すものです。
 国交省は、「経済発展」「東京五輪と以後の増客」のためとしています。環境を壊し住民の生活と命を危険にさらすマイナス効果は検討されていません。
 国交省は、自治体にはすぐ説明をはじめ、住民には一年経ってから、「オープンハウス型」という説明会を開きました。住民をまとまらせない為ものです。
 しかし今、品川では「羽田増便による低空飛行ルートに反対する品川区民の会」(代表・秋田操氏)を結成し反対運動を広げ、品川労協も協力をして闘いを進めています。

スキル底上げ求め
労働組合初級学習を実施


建交労東京労働学校

          講師の國分氏と参加者(9/13)

 建交労東京学校は、労働組合初級学習を1年で4回に分けて行い、同じ学習内容を次年も繰り返しています。前年聞き逃した講義を受講、同じ講義を再受講して理解を深める、その反復で組合員のスキルの底上げを図る。多くの組合員が組合運営に関われるようにして、幹部の世代継承、組合の民主的運営、全員参加型労働運動を確立するための学習システムとして実施。
 今年は2年目となり、9月3日(月)、最後の講義「賃金と労働条件」が、東京地評地下会議室で行なわれ、25人が出席しました。
 講師は、運輸一般出身で元全労連副議長、現在は全労連労働総合研究所研究員の國分武さんです。
 受講した生徒からは、「解りやすくて良かった」「いまさら聞けない労基法の初歩的なところを改めて聞きたい」などの感想が寄せられました。終了後は場所を移し、ビュッフェスタイルのお店でランチを楽しみました。