最賃今すぐ1000円以上実現を
東京春闘共闘 第1次最賃デー(5/20)

東京労働局前で最賃での労働実態宣伝(東京労働局前)

 東京春闘共闘は、最低賃金を今すぐ1000円以上、全国一律最低賃金制度の実現などの要求を掲げ、独自の「5・20中央行動・第一次最賃デー」を取り組みました。
 東京労働局前の宣伝には50人が参加し、現行最賃907円ではどれほど人間性を奪うものかを訴えました。
 東京労働局への要請は30人の参加で行い、東京労働局から、新任の古賀賃金課長はじめ四人が出席しました。井手口事務局長の挨拶の後、要請に対する回答があり、総じて「本省に伝える」「労働局としても検討したい」にとどまるものでした。参加した出版ユニオンの川辺さん、鈴木さんから最賃職場の実情、「ワンコインは500円でなく100円」「カップ麺の汁や飲みかけのジュースをくれと言われる」「冷蔵庫に入れておいた唐揚げ弁当のおかずだけ無くなっていた」など話され、最賃の大幅引き上げを強く求めました。

東京労働局古賀賃金課長に要請書を手渡し

 他にも審議会での意見陳述、審議の全面公開、専門部会委員の公正任命などを求めました。
昼からは、国民春闘行動に合流し、厚労省前行動、国会請願デモ、決起集会に参加。その後、労働法制改悪阻止などの国会議員要請を行いました。






参議院選勝利へ全力を

森田稔東京地評議長

 安倍首相は6月1日、国会閉会を受けて記者会見し、来年4月に予定した消費税率10%への引き上げについて、2019年10月まで、さらに2年半延期する方針を表明しました。また、参議院選挙を6月22日公示、7月10日投開票で行うことを決めました。
 今回の選挙は、戦争法が施行され、いつでもどこでも日本が戦争できる体制が整ってしまった情勢の下で、日本の将来の基本的なあり方を左右することにつながる重要な選挙です。
 一昨年7月1日の集団的自衛権行使容認の閣議決定、昨年9月19日の戦争法強行採決以降、国民世論は、総がかり行動実行委員会や市民連合という形に結実し、粘り強く闘われました。その結果、1200万筆の戦争法廃止統一署名達成、参議院選挙一人区の全てで野党統一候補擁立という、かつてない成果を勝ち取ってきました。
 また、野党共闘により長時間労働の規制法案が共同提出されたことに見られるように、戦争法にとどまらず、消費税増税、TPP、原発再稼働など、日本国民を苦しめる安倍暴走を食い止める可能性は今回の選挙の結果次第で飛躍的に広がります。
 一方、舛添都政も4月に明らかとなった豪華海外出張、公用車不正使用、政治資金規正法疑惑などについて、今次第二回定例都議会で徹底した審議が行われており、展開次第では東京都知事選挙の実施ということも視野に入れなければなりません。
 以上のような緊迫した情勢の下、国民・労働者が平和で働きやすく生きやすい国と東京都にできるかどうか、実質賃金引き上げなど、労働者の要求実現を懸けて、参議院選挙勝利、安倍政権打倒を目指して、全力を挙げることを組合員の皆さんに訴えます。

長時間労働の解決に向け

「労働時間法制改悪阻止」学習交流集会

講演する尾林匡弁護士(八王子合同法律事務所)

 東京春闘共闘は、6月21日(土)午後、ラパスホールにて64人が参加し「労働時間法制改悪阻止」学習交流集会を開催しました。
 記念講演で東京過労死弁護団事務局長の尾林芳匡弁護士は、過労死裁判から見えた問題点として、労働時間が正確に記録されていないこと、正社員の削減が過重労働を生み出していることを指摘。時間外労働の正確な記録とサービス残業根絶、労働法制改善に全力をあげることを強調しました。
 討論では、文京区職労での保育士の「不払い残業の遡及精算」の取り組み。東京国公から、国家公務員の長時間労働と不払い残業を生み出す労働法からの適用除外。都教組から、授業の準備時間すら後回しにせざるを得ない教育現場の多忙の実態。建交労からは、規制緩和が生み出したトラック産業の低賃金と長時間労働、暴走事故を繰り返す京王バスでの従業員への評価制度、現場監督の死亡事故原因から見た建設産業の現状が告発されました。
 東京医労連から、看護師の過酷な夜勤交替制勤務の現状。都障教組からは、公立の教職員を縛る「特別措置法」。私教連からは、職場環境を改善させた36協定下の取り組みが報告されました。
 最後に、井手口事務局長は長時間労働の解決に向けた7月15日の省庁要請行動の成功を呼びかけました。

政治を変えよう

6・5大行動に4万人超

「政治を変えよう!」と4万人超
(写真は日比谷公園かもめの広場ステージ)

 6月5日午後、「明日を決めるのは私たち‐政治を変えよう!6・5全国総がかり大行動」(実行委員会主催)が実施されました。国会周辺の三つのステージで、野党の代表や各界・各分野の著名人がスピーチ。4万人以上が参加しました。
日比谷公園前、農水省前では右翼が街宣車から大音量を流して妨害。挑発にのらず、参加者のねばり強い抗議で集会を成功させました。力を合わせて政治を変えようとの行動提起に安倍政権を退陣させ、改憲を許さない運動をさらに広げる決意を固め合いました。