東京春闘共闘が意思統一

東京春闘共闘は湯河原で討論集会を開催(12/6-7,74人)

 2016年春闘にむけて、各組合で、要求と方針の討議が始まっています。東京春闘共闘は、12月6〜7日に泊り込みの春闘討論集会を開催し、16春闘の取り組みを意思統一しました。

地域から「一点共闘」を

◆春闘の追い風と向い風
 安倍政権は経済界へ3年連続で賃上げ要請を行い、経済界も法人減税とセットで応じる構えです。
 大企業の内部留保が300兆円を超える中で、政権内と野党から「内部留保活用論」が出ています。「賃上げで景気回復を」に加え「内部留保を活用して賃上げを」との私たちの主張が、共通認識となりつつあります。
 中小企業経営は、全国では厳しさが続いています。しかし、首都圏中小企業は10月調査で景況感が1年8ヵ月ぶりにプラスに転じました。まだ産業・企業間格差があり、「自らの力で追い風をつくる」ことが重要な春闘になります。
◆大幅賃上げに挑戦する
 16春闘は、大幅賃上げを実現し、実質賃金の低下による所得低下の回復と暮らしの改善に挑む春闘となります。
 15春闘では、取り組みを強めた結果、賃金引き上げは昨年を321円上回る月額5860円、2・14%になりました。しかし、定昇(2%)プラスαの水準であり、2014年の実質賃金の3・4%低下を埋められませんでした。
 16春闘は、東京春闘の基本要求として月額2万円以上、時間額150円以上の賃上げ要求、時給額千円以上の底上げ要求を掲げて取り組みます。
◆全員参加の職場闘争に
 15春闘で前進した職場の共通する特徴は、春闘アンケートを重視し、生活改善に向けた職場討議を十分に行い、スト権確立を背景に、賃上げ上乗せやベア獲得に粘り強く取り組んだことです。
 このような、原則的なたたかいを展開すれば、多くの職場で困難を突破して前進できることがはっきりしました。一方で、役員の若返りなどで個別の支援が必要な職場も増えています。
 16春闘では、単産・単組一体で、より多くの職場で「ベア獲得」にこだわった原則的で、ねばり強い取り組みを推進しましょう。
◆地域から賃上げ世論を
 困難を突破して賃金引き上げを獲得するカギは、地域から「賃上げ世論」を高めることです。「地域春闘」は、賃上げの気運を高めるとともに、仲間を励まし職場闘争を支える運動でもあります。
 2月の地域総行動期間(2月22日〜28日)と、3月17日を中心にした回答指定日翌日行動では、東京春闘の総力を集中して、単産・地域ブロックの統一行動、官民共同行動を展開します。
 また、1月から実施する自治体キャラバンを基礎に、最低賃金・公契約闘争を早期に開始し、運動の飛躍をめざします。
◆戦争法廃止が大きな柱
 16春闘では、労働法制改悪阻止と戦争法廃止・安倍内閣打倒が、大きなたたかいの柱となります。残業代ゼロに向けた労働基準法改悪は、通常国会が山場です。
 安倍政権の暴走は、それ以外でも目を覆うばかりです。春闘では、地域から「一点共闘」をさらに広げ、夏の参院選と来るべき総選挙での安倍内閣打倒、戦争法廃止、暴走政治ストップにつなげていきます。
 その意味では、暮らしの改善を勝ち取る春闘であるとともに、日本の未来をかけた歴史的春闘となります。
 16春闘勝利に向けて、職場の知恵と力を集め、「明るく楽しく元気よく」頑張りましょう。

労組の役割強調
(藤田実桜美林大学教授)

 春闘討論集会では藤田実先生が講演。経済政策の特徴を、「言葉は踊る」が実効性がなく、反対者を排除する「ファシズム的」政治体制が強まっていると指摘。労働組合の役割が高まっていると強調しました。

 

 

11.21オスプレイ反対大集会
5000人で成功

「オスプレイ来るな!」と全都から5000人を超える人々が結集 (11/21、福生市)

オスプレイも基地もいらない
 11月21日午後、東京・福生市にある福生南公園で「STOP!「戦争する国」 いのち脅かすオスプレイは東京・横田基地に来るな!11・21大集会」を開催し、会場内外に五千人を大きく超える人々が集い、集会・デモを成功させました。主催は、オスプレイ反対東京連絡会(東京地評は事務局団体)。
暗殺・拉致などを担う攻撃機CVオスプレイ
 日米両政府は、2017年から横田基地(周辺人口51万人)に米空軍のCV22オスプレイ10機を配備すると発表しました。ここには航空自衛隊総隊司令部などが配置され、米軍と自衛隊の一体化がすすめられるなかで、パラシュート降下訓練など米軍による軍事訓練は頻繁に行なわれ、騒音被害などが増えています。住民に更なる基地被害と危険を押しつける事は断じて許されません。
 また、CV22オスプレイは、真っ先に敵地に乗り込む特殊作戦で使用されるものであり、超低空で強襲し暗殺や誘拐、施設破壊などを行う攻撃機です。同機の配備は、首都東京を侵略のための訓練・出撃拠点へと基地機能を強化することを意味します。まさに戦争法の具体化に他ならず、戦争体制づくりの一環です。なんとしても配備をストップさせなければなりません。
戦争法廃止・沖縄のたたかいと結んで運動を
 戦争法廃止、安倍政権打倒を掲げたたたかいと結んで、国民と東京都民に広くオスプレイ配備の危険性を訴え、首都東京を侵略の出撃拠点にさせないたたかいを広げましょう。沖縄新基地建設反対のたたかいと連帯して、配備撤回、横田基地の撤去を求める運動を力強く進めましょう。