若い人たちと手を結び年金者一揆
戦 否! 求むは平和に医食住

「すずめ踊り}を舞う東京の仲間たち(10/16)

 10月16日、小雨が降ったり止んだりの天候のもと、日比谷野音は、「戦争法廃止・憲法9条守れと社会保障破壊阻止・憲法25条守れ」を一揆の旗印に掲げ、3000人の参加者で埋まりました。
 中央集会に先立ち、文化プログラムが進められ、二番手で、東京都本部40人が登場。「すずめ踊り」は赤と緑の扇が舞い、会場からの拍手喝采を浴びました。
 川柳むしろ旗20本の中に、都本部入選の「年金者 若者たちと 手をつなぎ」「年金を 娘も孫も 当てにして」「戦 否! 求むは平和に 医食住」「悪政に 年金一揆で 倍返し」が紹介され、最優秀には「安倍倒す!どんと突き出す むしろ旗」(岐阜県 和田昌三)が選ばれました。
 全労連小田川義和議長、年金者組合冨田浩康委員長に続いて、今回の集会では、青年代表の日本民主青年同盟田中悠委員長が「全世代の一揆で安倍政権を倒そう」、女性代表で資生堂非正規切り裁判を闘う池田和代さんが「だれもが安心して正社員になれる社会を」と、新鮮な発言が続きました。
 会場には、全労連、農民連、国公労連、生協労連、中央社保協、全厚生、婦人民主クラブ等々の旗が年金者組合各県の旗を囲み、全世代が一緒に立ちあがる集会になりました。
 首都圏代表決意表明では、東京原告団長・金子民夫東京都本部委員長を先頭に、全員がプラカードコールを行い、「裁判所の中だけでなく、『若者も高齢者も安心できる年金を』と大きな国民的運動を展開しましょう」と訴えました。
 恒例の東北被災地支援テントの宮城、福島の物産もほぼ完売され、雨上りの銀座パレードに移りました。500人の東京隊列は、しんがりを務めました。


待遇改善求め企業交渉
全建総連関東地協連絡会

清水建設への要請行動

 10月22・23日を中心に、全建総連関東地協連絡会主催による、第62回大手企業交渉が行われました。関東各地の組合から多数の仲間が参加し、現場従事者の賃金、労働条件改善を各企業に求めました。
 両日の交渉に先立ち、豊島公会堂で全体会議を開き、情勢報告と要請項目についての意思統一を行い、交渉にのぞみました。
 この間の技能者不足を背景に、その待遇改善は官民挙げての共通課題となっています。具体的には技能者の平均賃金を他産業並みの年収530万円に引き上げることが日建連から提言されています。
 また、社会保険問題については、2017年4月の未加入企業、従事者完全排除を控え、法定福利費確保が喫緊の課題となっています。
 こうした情勢を前提として、交渉団では、上記の具体策を各企業に問う、というスタンスで臨みました。
 交渉では各社から賃金調査報告が示されましたが、その多くは横ばいで、ここ数年間の公共工事設計労務単価の伸びに全く追いついていないことが改めて明らかになりました。具体策についても、二次以下の賃金については元請が介入できないとの回答が大勢を占め、踏み込んだ対応を求める組合の要求とは平行線となっています。
 一方で、社会保険加入、法定福利費確保については対応が二極化しています。清水建設ではすべての労働者についての法定福利費を支払って加入を進めるとし、その解決に大きく舵を切りました。もう一方では、大手でも対策に遅れをとり、事業存続さえ危ぶまれる企業もありました。
 建設業の将来のためには、安心して暮らせる賃金、労働条件の確保は不可欠です。今回の交渉結果を踏まえ、組合は抜本的な改善を強く求めていきます。


元気な地域労連を
西部ブロック連続学習会


 全労連ワクワク講座も開催

 西部ブロックは、これからの地域労働運動を考える連続学習会を、今秋3回シリーズで開催しました。
 1回目は全労連国際局長の布施氏を招き、地域ぐるみの運動で時給15ドルを州ごとに実現させているアメリカの労働運動について学習。格差と貧困が正面から問題視されるようになったアメリカ社会の大きな変化について話をしてくれました。
 2回目は韓国の労働運動に詳しい呉学殊氏(JILPT主任研究員)に非正規雇用率が減少してきている韓国社会について。〇七年に施行された非正規職保護法(契約期間が二年を超えると自動的に無期雇用になる)を活用した韓国労働運動を紹介してくれました。非正規職保護法の施行に伴い、非正規雇用率が減少してきています。日本でも同様の法律を検討していくべきと思いました。
 最後3回目は首都圏青年ユニオン事務局長の山田氏に、学生に蔓延するブラックバイトの実態を話して頂き、ノルマを強要されるなど深刻な働かせ方に驚きを隠せませんでした。
 海外の事例などを地域で連続講座にして学ぶという試みは、これまであまりありませんでしたが、元気な地域労連を創っていくためにも、こうした学習会を継続したいと思います。

読む楽しさ子どもに
活字文化シンポ

 真剣に話を聞く参加者

 新聞労連、出版労連、全印総連主催の第6回文字・活字文化シンポジウム「みつけよう、読む愉しみ‐子どもに伝える現場から」が10月24日に東京・岩波セミナールームにて開催され、組合員や経営者など六一人が参加しました。
 全国学校図書館協議会の調査部長による基調報告に続き、小学校の教科書編集者、児童書出版社の経営者、小学生新聞の記者によるパネルディスカッションを行い、教科書や子ども向け新聞などの分野で、子どもたちに読むことの楽しさを伝えるためにどのような努力や工夫をしているかが語り合われました。
 前年に引き続き、3単産の代表による「ビブリオバトル」も行い、全印総連の代表が紹介した本がチャンプ本になりました。




生存権をまもろう

 思いをプラカードに(10/28日比谷野音)

 「生存権をまもろう」を掲げて、10月28日、日比谷野外音楽堂で、「生活保護アクション25条大集会」が開催され、4000人が参加しました。
 生活保護や社会保障が引き下げられる中、「弱者切り捨ては許せない」「弱者をこれ以上苦しめないで」の声をあげ、憲法25条を守り、誰もが安心できる社会をつくろうと確認し合いました。集会後は、銀座にむけパレード。沿道の人にアピールしました。