共同アクションの国会前行動(10/29)

解散含みの激動する情勢
  内閣改造後の記者会見で、安倍首相は「女性が輝く社会の実現も安倍内閣の大きなチャレンジ」と五人の女性閣僚を登用。しかし、政治とカネの問題が発覚し、二人の女性閣僚が辞任するなど、国会審議が大幅に遅れたことから、重要法案である派遣法改悪案の成立を急ぐ安倍政権は、かつてない異常な国会審議を強行してきています。
法案が審議される前に与党・公明党からの修正案が出されたり、塩崎厚労大臣が法案の主旨と異なる答弁を行うなど、与党自ら欠陥法案であることを露呈させました。
そうした法案への慎重審議を求める野党を無視し、厚生労働委員会では、7日に委員長職権による強行審議が開催されたことから、全野党が退席したにもかかわらず、安倍首相への質疑を強行しました。質疑で安倍首相は、「改正案」は「派遣就業を積極的に選択する人の待遇を改善するとともに、正社員を希望する人にはその道が開かれるようにするもので、柔軟で多様な働き方を実現する重要な取り組み」と評価しました。
「正社員になる道を開く」と言うのであれば、本来の法の趣旨である、臨時的・一時的に限定し、引き続き必要な業務であるとするならば、派遣先企業に雇用を義務付けるのが本来あるべき改正案です。
いま、消費税の再増税や、原発再稼働、沖縄辺野古の新基地建設、秘密保護法、集団的自衛権行使容認、経済政策の失敗など、安倍首相への批判は高まり、内閣支持率も七〜八ポイントも急落しています。国民の批判の高まりのもと、ここにきていっきに政局が流動化し、衆議院解散、総選挙へと、あらたな情勢がうまれています。
10月29日と11月12日に連合は衆議院前での座り込みを実施。全労連・全労協・MICなど安倍政権の雇用破壊に反対する共同アクションと隣り合わせでの行動となりました。
東京地評としても、宣伝、署名、議員要請などに力を注ぐとともに、解散・総選挙になったときは全力で闘い抜きます。

「解雇許すな」800人が訴え

IBMの不当解雇に抗議(10/16)

 10月16日夜、みらい座池袋にて「許すな!『解雇自由化』日本IBMのロックアウト解雇に反対する大集会」が開かれ、「解雇許すな」と800人がかけつけました。
終業時間直前になって上司が労働者を別室に呼び出し、突然解雇通告を読み上げ、ただちに荷物をまとめさせて会社から追い出す「ロックアウト解雇」。解雇通知には「成績不良」のため「就業規則の解雇要件に該当」とのみ書かれ、具体的な理由を示していません。シングルマザーの組合員は育児休業制度の短時間勤務や有給休暇の取得により勤務時間が少ないことが解雇理由とされました。こうして、この2年間でJMIU(金属情報機器労組)日本IBM支部組合員30人が職場を放り出され、11人が裁判に立ち上がっています。
原告の1人は「好きなピアノもバレエもやめ、塾へも通えなくなった小学4年の娘が泣いていました。志望中学に行けなくなったことを悟ったのだと思います。妻は体調を崩し静養が必要との診断を受けました。家族の夢や生活までも奪われた」と訴えました。世界中のIBMがおこなっているリストラは会社の利益の最大化を追求するためのもので、安倍内閣がすすめる「解雇の自由」そのものといえます。

秋の組織拡大月間
各地で未組織宣伝行動
東京地評「中期計画」
成功へ


北部ブロックの未組織宣伝(10/27 池袋駅東口)
   東京地評2014年「秋の組織拡大月間」は、10月を準備期間、11月から12月を拡大期間としてはじまりました。
 10月末から地域ブロックごとに未組織宣伝行動が取り組まれました。10月27日には西部(代々木駅)と北部(池袋駅)で、10月24日には三多摩(立川駅)で、10月30日には南部(目黒駅)、11月5日に東部(小岩駅)で実施されました。92人が参加し5400枚の組織化チラシを配布しました。
  各地の宣伝行動では、立ち止まって組合員に相談する労働者の姿が多く見受けられました。

□対象者を明確にして取り組もう
 単産での取り組みでも、対象者名簿を作成し計画的・系統的に働きかける事を確認して進めています。
  出足早く10〜11月にかけて取り組まれた東京土建の組織拡大月間では、8割の支部が自主目標を達成し、5000人を超える組合員を拡大しました。
  こうした前進を受けて、各組織が、14年採用社員の勧誘を徹底することなど、単産の実態にあわせた計画をたて、目標達成にむけて全力で取り組むことが求められます。

□オルグ学習、地域
ユニオンを重視して
  地域組織では、参加単組などの取り組みの支援や地域内未加盟組織への訪問活動などを重視して取り組みます。同時に、年末にかけて増加する労働相談に対応して、地域ブロック別の「労働相談員・オルグ養成講座」の開催や「地域ユニオン」の活動の支援、「地域ユニオン」未結成組織においては地域ユニオン結成にむけての準備を進めます。

□月間成功に全力を
  安倍「雇用改革」に反対するたたかいや秋年末闘争と結びつけ、東京地評「組織拡大中期計画」の初回の14年「秋の組織拡大月間」の成功に向けて、各組織が全力をあげ取り組みましょう