安心して働ける社会めざして

 

<発言の概要>
 代議員の発言の一部と井手口事務局長の答弁(下段)を編集部の責任でまとめました。
 発言は31本で33人の方から頂きました。

●東京医労連 西銘秀実/ 春闘で昨年を超えベアを勝ちとった。制度要求闘争と労働条件改善の闘いを統一して取り組む。14春闘では、より大きな統一した闘争が求められる。全国的な闘争を広げるためにも早期の全労連への結集を求める。
●福祉保育労東京 佐々木和子/公的な保育の切り捨てが進んでいる。保育環境と質が保障される認可保育所増設のために対都要請などを進めていく。
●千代田区労協 水久保文明/特定秘密保護法は、改憲の露払い。言論・表現の自由を奪い改憲へ。戦前の治安維持法、軍機保護法と同じ。悲劇を繰り返させないための大きな運動を。
●東京医労連 清水明子/ 医療の職場は人手不足と労働強化で大変。看護婦の労働条件の改善が患者さんの安全・安心にもつながる。国会請願署名にご協力を。
●電機・情報ユニオン東京 米田徳治/電機産業のリストラは18万人を超え20万に迫る勢い。そのような中、宣伝、アンケート配布、労働相談から団体交渉へと運動も広がってきている。要求に根ざして運動を進める。
●出版労連 吉田典裕/ 今、実質的な国定教科書づくりが狙らかれている。子どものための教育の否定、国家のための教育へ。「運動の重点方針」にふさわしく、「特定秘密保護法」「教科書法」の取り組み強化を。
●都障教組 品川典子/ 正規職員の代わりに非正規介護職員を入れて数合わせ。教員が足りない。一つの教室を会議室や美術室と使い回し、玄関や廊下で体育の授業。教室が足りない。事実をつきつけて、闘いを広げる。
●東京自治労連 高柳京子/自治体構造改革で、委託職場や関連職場が増える中、13春闘では、非正規労働者の賃金の引き上げ、雇用を守る闘いをすすめ成果を上げている。闘いの強化と組織拡大をはかっていく。
●都教組 大山圭湖/ 「小中高一貫校」など一部のエリート育成に力を入れる都政に反対していく。「どの子も大切にする」教育をめざして、35人学級実現や教職員定数増など、教育条件整備を行政に求めていく。
●年金者組合東京 島田初代/年金の引き下げ反対!不服審査請求をする。「年金者一揆」を展開し、世論に訴え、年金制度の拡充を求めていく。退職者は皆さん年金者組合へ。
●東京土建 窪田直彦/ 足立区で公契約条例が可決。多くの自治体での条例制定をめざし運動を強化する。賃金引き上げの大運動を展開するとともに、自らの組合を強化する組織拡大に全力を挙げる。
●全国一般東京 室井清/ 東京の最賃は19円あがり869円。全国平均では15円で764円。最賃ですら格差が拡大する異常な状況。官民問わず、あらゆる分断を乗り越え全国一律最賃の要求で取り組みの強化を。最賃審議委員の問題では裁判闘争の検討を。
●三多摩労連 菅原一茂/ 労働条件の向上や困難な労働争議を連帯して闘っている。大企業財界のやりたい放題と後押しする自民党。三多摩だけの力では限界がある。全国規模の強大なセンターが必要。全労連加盟問題は待ったなしの課題。
●東京私教連 増田啓介/ 33年間闘った松蔭学園闘争が全面勝利的和解で解決。ありがとうございました。
今、学ぶ者への差別と分断をもたらす私立高校の就学支援金制度への所得制限導入が狙われたている。阻止にむけて全力を挙げる。
●建交労東京 佐々木仁・秋元秀樹/都労委での京王新労組差別争議は、差別の根幹にある評価制度の在り方を検証することなく、不当命令がでた。労働者救済機関としての役割放棄だ。大きな闘いを。ダイワードでは、組合潰し専門の弁護士と闘っている。団交拒否、組合否認に対しての全都的な取り組みを。
●墨田労連 田中伸治/ 地域経済活性化・中小企業支援で「まちを元気に」を13春闘重点課題として取り組んだ。
●全国一般東京 中澤誠/ 築地移転は、移転施設計画が杜撰で、土壌汚染対策も進んでおらず、アクセスの問題などから都は9月中の工事発注は断念した。今後も闘いへのご支援を。
●千代田区労連 小林昇/ 地域労働運動の中期構想案の財政支援は不充分、検討を。財政を抜本的に安定させるためのカンパを是非取り組んでほしい。
●建交労東京 前田功/高齢者の公的就労はシルバー人材センターのみでは不十分なのは明らか。公契約条例制定や若者の正規雇用を広げる運動などと合わせて取り組む。
●新宿区労連 保科博一/ 様々な労働相談が寄せられる中、悲惨な実態を共有することによって加盟組合が変化した。労働相談からの組織拡大は可能。単位組合の強化と地域の未組織労働者を視野に入れた取り組みの強化を。
●女性センター 鶴見充子/「学んで行動」を合言葉に、均等法や憲法、原発などの課題で取り組んだ。労働ビックバン反対闘争や春闘にむけて、女性センターも奮闘する。
●渋谷区労連 寺川知子/ 月1回の未組織宣伝を実施。「CU渋谷」の組織拡大を中心に取り組んだ。定期的な学習会・交流会を実施。「ブラック企業実態調査」などもしている。
●墨田労連 中村和良/ どのような地域労連を再構築するのか、地域経済活性化、未組織労働者の組織化など地域における役割・運営・財政の在り方にもメスを入れた総点検活動が大切。
●東京国公 原田富晴/ この間、全農林東京(連合加盟)は、賃金引下げ問題もあり、組合員の脱退が続いた。組合員要求の実現が組合活動を前進させる。組合員の声に耳を傾け組織強化を図っていく。
●JMIU東京 有馬晃浩/組織拡大は待ったなしの課題。支部課題を明らかにし、地協と一体となった組織拡大で成果。IBMロックアウト解雇反対闘争は、労働者の働く権利と尊厳を守る闘いとして大きなご支援を。
●郵政産業ユニオン 中村知明/全面的な労働法制の改悪が狙われている中、労働側が手を結び、共同して、大きなうねりをつくっていくためにも、「違いを認め合い、尊重しながらやっていく」姿勢が求められている。
●通信労組東京 池田澄夫/要求実現のため二次下請けの会社に、労働組合を結成。団交を申し入れ、行程表・行程単価の交渉で手当など、一定の前進を勝ちとる。「働きやすい職場」を目指して奮闘。ご支援を。
●移住労 本多ミヨ子/ 外国人労働者の労働条件は劣悪。改善のために、補助組織として位置づけ、体制の確立を。
●金融ユニオン東京 杉山隆子・古川厚子/突然ポジションなしと退職強要。福岡転勤後、毎日の面談で、体を壊し休職、会社は仮病と解雇。解雇無効と地位確認で闘っている。
男女の賃金格差是正で闘っている。ほとんどの女性は男性の二五歳の賃金のまま退職。男性の半分の賃金。生涯賃金で1億円違う。ポジティブアクションでの昇格を求めている。

●葛飾区労連 塚田共也/ 葛飾区長選挙が11月3日告示10日投票で行われる。葛飾区労連前議長の野口弘次氏を擁立。ご支援を。



まとめの答弁の抜粋  井手口行夫事務局長
井手口事務局長

 熱心な討論ありがとうございました。33人の方から発言を頂きました。女性は12人が発言し37%でした。女性の運動への参加の拡大、役員の登用にさらに努力したいと思います。
 発言は、全体とてして大会議案を補強するものとなったと思っています。
 単産・地域の実情やそれを変えていく闘いが豊かに語られました。意見要望も建設的なものを頂きました。
 まとめですが、東京医労連より、春闘についてベースアップにこだわり、8組合で勝ち取った。14春闘についても、全体として今まで以上に大きな構えをとの意見、14春闘に生かしていきます。
 千代田区労協より特定秘密保護法は、憲法改悪の露払いである。出版労連から教科書の特定教科書排除や検定問題が発言されました。特定秘密保護法、教科書問題についても、憲法闘争と同様に、急いで取り組みの強化を図っていきたい。教育問題では、都教組より小・中・高一貫校問題、私教連からは、高校授業料の無償化の所得制限についてご意見が出されました。新たな問題として、取り組みを進めていきます。
 全国一般から、最賃闘争にかかわって、「最賃では生活できない」「格差拡大は異常だ」との発言。同じ考えです。全国的な分断を乗り越えて、全国一律の最賃を目指し、様々な状況を生かして、今まで以上に大きな運動を展開していきたいと考えます。また、最賃の審議委員の選任に関する裁判闘争については、今後の検討課題としていきます。
 墨田労連より、地域経済の振興について、シンポや街歩きツアーなどユニークな運動を展開して、行政や中小企業との賛同を広げているということでした。地域運動の中期構想とも一致したものとなります。教訓化をして今後の運動に生かしていければと考えます。
 新宿区労連より、労働相談での拡大の可能性が、渋谷区労連からは、CU渋谷を倍加した経験が語られました。全体として、労働相談での組織増というのは、CU東京が4年間で毎年100人を実増、労働相談で増やせることを実証しています。
 地域の活動の中でも、江東区労連や新宿一般などが労働相談を通して拡大しています。今年度、組織拡大の中期構想を策定する中で、労働相談からの組織増についても解明して位置づけていきたいと思っています。
 また、新宿より中小企業労働者の組織化についても意見が出されました。その点で、成功しているのは東京土建です。今、建設労働者の四割を組織化しています。これは、一人親方から数100人の企業まで網羅しています。その中小企業労働者の組織化の教訓が、今回の中期構想に盛り込まれています。中期構想の推進は、中小企業労働者の組織化につながります。今までの労働運動が、成功しなかった分野ですが、それを打開する大きなきっかけにしたいと思っています。
中期構想について、千代田区労連より3万円は少ない。渋谷や墨田より、それぞれの考え方、意見、要望がありました。これから1年間の討議での検討という扱いにさせて頂きます。
 青年協より、新宿ジャックの取り組みが訴えられました。若者の雇用問題などを一気に社会問題化する一つのきっかけとなるよう東京地評全体としても取り組みを強めていきます。
移住労より、外国人の労働者部会の立ち上げについてご要望がありました。大変難しい問題ですが、今後の検討課題としていきます。
 触れられなかったものについては、様々検討し何らかの形で運動に生かしていきます。
  新年度は、文字通り安倍政権との歴史的な闘いとなると思います。今大会の討議と意思統一を力に、さらなる奮闘と活躍をお願いしましてまとめとします。

新宿ジャック成功へ  11月3日(日)午後2時30分に新宿西口に集合!

 東京地評青年協・広瀬夏美特別代議員が、11月3日午後に予定している、新宿西口大宣伝行動(新宿ジャック)の成功にむけた協力を訴えました。

             広瀬さんは、「若者の使い捨て労働が横行。労働ビッグバンが実施されれば、若者は将来を切り開けない」と訴え、自分たちの要求を訴え、組合加入を呼びかける行動「新宿ジャック」をなんとしても成功させたいと発言しました。