全国をつないでヒロシマ・ナガサキへ
ピースサイクル2013
          
平和への思いを胸に自転車でメッセージを届ける仲間たち

 今年で28年目を迎えるピースサイクル運動。大阪の郵便局に働く青年たちが広島に向かって自転車で反核・平和を訴える“出会いと感動の旅”から始まりました。郵政労働者が平和への思いを自転車のペダルに込めて、反戦・反核・基地撤去・反原発等のメッセージを全国に繋ぐ運動は、瞬く間に市民運動と出会い、戦争責任・環境・人権問題を考えながら、沖縄へ、そして韓国、フィリピン・マレーシア・ベトナム等へとアジアまで広がりました。郵政産業労働者ユニオンもその一翼を担っています。

 2013年三多摩ピースサイクルは、7月16日から四日間、埼玉県航空自衛隊入間基地での申し入れを皮切りにツーリングを開始。三多摩各自治体との意見交換を中心に、米軍横田基地、自衛隊立川基地では基地撤去、オスプレイ配備反対などを申し入れ、東京電力立川支店へは原発ゼロ、再稼働反対、補償の公正早期の実現などを要請しました。各地域の市民団体、議員等とのコラボを実現しながら猛暑の中、小旗をつけた自転車を連ね走りぬきました。
 最終日19日には”原水禁運動”発祥のまち杉並区や脱原発首長会議に参加している保坂世田谷区長を訪ねるなどして、メッセージを神奈川・千葉へとつなぎ終えました。



平和への思いで今年も一歩を踏みしめる

 日本の草の根から世界の人々に、核兵器全面禁止を求める連帯した行動を呼びかけ、政府にその先頭に立つように求めて、非核平和の日本を実現するため、2013年国民平和大行進が取り組まれました。

千葉から東京へ 

 埼玉から東京へ

山梨から三多摩 


核兵器の廃絶を!と東部区内を行進(7/23江戸川)

防衛省の前を通り平和を訴える(7/25新宿)

横田基地の脇を行進する三多摩の仲間たち(7/20)

千葉から7月23日に引き継いだコースは、江戸川・葛飾・足立・荒川・墨田・台東など東部の各地域を行進。憲法9条と「非核3原則」を守れと訴え、歩き続けました。東京をめざした四つのコースは、上野公園で終結。今年も、平和をへの願いが広がりました。

 7月23日に埼玉から引き継いだコースは、板橋・北・豊島・文京の北部地域を周り、別途に杉並公会堂を皮切りに中野・新宿などを網の目に行進しました。

 北区では、自衛隊十条基地前を、新宿では防衛省前を歩き、基地撤去を訴えました。

全国で11の基幹コースに各地の網の目行進をつなぎ、全国すべての区市町村を歩くことをめざしました。

 5月6日に北海道・礼文島を出発し東京を目指した行進は、7月18日には山梨から引き継ぎ三多摩各地域・自治体をめぐりました。


反核トラックキャラバン建交労青年部が訴え 

出発を前に見送りの先輩たちと記念撮影(7/30都庁前)

 7月30日、トラックや宣伝カーで核兵器廃絶を訴えながら広島を目指す、建交労青年部の「反核トラックキャラバン」が、都庁前からスタートしました。東京地評青年協も毎年川崎まで一緒に行動しています。

30人以上が集まった朝8時からの出発式に、新宿一般の青年が初参加。青年協の広瀬議長が激励の挨拶を行いました。

川崎では市役所前で宣伝を行い、ビラ240枚を配布しました。







都教委の日本史教科書採択妨害を許すな


新たな採択妨害

 都教委にむけて抗議宣伝を展開(7/12)

教科書の「真実と自由」が危機に瀕しています。昨年に続き、今年も東京都教育委員会(都教委)が実教出版の高校日本史教科書の採択を妨害しているのです。

昨年都教委は、この教科書の採択を希望しないよう「情報提供」と称して校長に電話をかけたりするなど、証拠を残さない形で「各個撃破」的に圧力をかけました。ところが今年は履修学年の関係で採択対象校が大幅に増えたこともあり、公然と「無差別攻撃」をしかけたのです。

採択するなと議決

6月27日の定例会議で、都教委は2種類の日本史教科書の書名を特定して「採択は不適切」とする「見解」を全員一致で議決し、ただちに都立高校長などに通知しました。中立でなければならない教育委員会が特定教科書の採択を妨害するなど前代未聞の暴挙です。

なぜ「不適切」な教科書なのか。都教委が問題にしているのはこれらの教科書に共通する、「国旗・国歌法」をめぐって「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」という記述です。これが「都教委の考え方と相容れない」というのです。「日の丸・君が代」強制を行っていることを自白したも同然で、文部科学省さえも認めた事実を都教委が気に入らないとして拒否したことになります。

飛び火する採択妨害を許さない世論を!

これと同様の教科書採択妨害・排除が大阪府教委や神奈川県教委にも広がっています。問題にしている記述は都教委とまったく同じ箇所で偶然とは考えにくく、政治的背景があるのではないかと疑いたくなります。

教育委員会による採択妨害・排除の「震源地」東京でこれを許さない世論づくりと運動が緊急に必要です。抗議文の集中、個人・団体署名などの取り組みをまず行いましょう。(出版労連副委員長・吉田典裕)