こんな改正法案では私たちは救われない
    派遣法の抜本改正と裁判勝利をめざす3.26院内集会に150人

 派遣労働者保護を目的とするはずの派遣法改定案は、3月19日、「事前面接」の解禁のみを削除して閣議決定し、29日に参議院に上程しましたが、与野党協議の上で衆議院に出し直されました。自由法曹団・全労連・労働法制中央連絡会は、国会上程前の26日に派遣法の抜本改正と裁判勝利をめざす集会を衆議院議員会館で開き、約150人が参加。集会後、国会議員要請を行いました。
 派遣法改正案について、党の見解と国会情勢に
ついて語る、日本共産党の小池あきら参議院議員

 派遣法改正案を答申した労働法制審議会は、1日、長妻厚労大臣に対して、労使合意のまとめに修正を加えて上程したことについて遺憾の意を表明し、今後、労使合意を尊重するよう申し入れました。

  そもそも、審議に付された法案は自公政権時代の法案を引き継いだ問題あるものでした。労政審が抗議した改正案は、これまで違法とされていた「事前面談」を認めるものです。また、上程されている法案は、グループ企業内でのたらい回しが可能な、もっぱら派遣の禁止要件を8割以内なら認めるとしていることや、専門26業種であれば3年の期限を越えた派遣を容認するなど、「派遣促進・置き換え法案」「派遣固定化」法であり、労働者保護にほど遠いものとなっています。

  抜本改正と裁判勝利をめざす3.26院内集会では、各地から参加した派遣法違反と闘う労働者から「こんな改正法案では私たちは救われない」と怒りに満ちた訴えが続きました。

「はたらくルール確立・後期高齢者医療制度は今すぐ廃止」
3・22三多摩大集会

 「はたらくルール確立・後期高齢者医療制度は今すぐ廃止」を求めて、3・22三多摩大集会が井の頭公園西園で開催され、2500人が参加しました。

 主催者を代表して菅原一茂三多摩労連議長が「後期医療制度は一日も早く撤廃。雇用は正規が当たり前の原則を企業に守らせよう」と挨拶。廃止法案を国会に提出した4党のうち、日本共産党が参加。小池あきら参議院議員が「後期医療制度廃止は先送り、派遣法改正は抜け穴。政権交代したが国民の期待と違うとの声が広がっている。憲法9条と25条を実現し、政治を前に動かすため頑張る」と力強く連帯の挨拶をしました。

  「派遣法のいかさま改正を許さない。労政審議会も名ばかり。参院選で審判を下す」と訴えた三木陵一JMIU書記長をはじめ、横山シゲコさん(八王子高齢者)、拝殿清名・東京保険医協会副会長、宮田清志東京土建副中央執行委員長、伊藤和巳・公務公共一般書記長の5人が発言しました。
  「国民のいのちとくらしを大切にする政治を国民の力で実現しよう」の決議に合わせ「守れ!コール」。清水正彦・三多摩春闘共闘代表委員の団結ガンバローを経てデモ行進をしました。

「子どもの貧困」でパネルディスカッション
今後の課題で報告・提言

  子どもの貧困が深刻となっている状況を受け、3月13日東京地評主催で、「現場からみた子どもの貧困」をテーマにパネルデスカッションを開催し、59人が参加。

 都教組、東京私教連、東京私大教連、東京自治労連、新婦人都本部などが報告。会場発言の後、都教組の岸田執行委員がこの間の取り組みと今後の課題について報告・提言し、さらに運動を広げていくことを確認し合いました。