*大会報告(上)  *議長あいさつ(中)  *事務局長まとめ(下)

 9月26日、「憲法改悪阻止、雇用とくらし、平和を守り、50万東京地評を実現させよう」をメインスローガンに、東京地評第三回定期大会が、江戸川区「タワーホール船堀」において開催されました。(大会発言集)(大会宣言
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 大会は、午前10時、平山和雄副議長の開会あいさつで始まり、大会議長に山本昭仁(都教組)、服部幹(全印総連東京)、平野時英(世田谷区労連)の3氏とともに議事運営委員8名と資格審査委員8名の大会諸役員を選出しました。


あいさつに立つ中山議長
 冒頭主催者あいさつ(下欄)にたった中山伸議長は、昨年と対比して3万2千余人の組合員増で大会を迎えたこと、そしてこの一年間で、働くもののいのちと健康を守る東京センター、東京地評パート・非正規連絡会、東京地評民間部会、東京地評女性センター連絡会、東京地評青年部協議会が相次いで結成を迎えたことを喜び合いたいと述べました。

 そして、本大会が戦争か平和かの歴史的選択をめぐる激動の真っ只中で開催されていることを強調しました。その上で、この国の進路、この国のあり方をめぐり、@戦争か平和かのせめぎあい、Aくらしと生存をめぐるせめぎあい、B都政をめぐるせめぎあい、C労働組合の存在をかけたせめぎあい、のたたかいの四つの局面を指摘し、日本の労働運動の未来をかけて憲法を守り活かすたたかいに決起しようと呼びかけました。

 全労連をはじめ各来賓のあいさつを受けたあと、資格審査委員長が大会代議員の出席状況を報告し、大きな拍手で大会が成立していることを確認。続いて、高畠素昭事務局長が「2005年度運動方針案」、山口弘文総務財政局長が「2004年度決算報告」と「2005年度予算案」を提案、杉本好造会計監査が「会計監査報告」を行いました。


壇上に勢揃いした新役員の面々
 昼食休憩のあと、議案討議に入り、14単産9地域および女性センター連絡会と青年協議会から計27人が発言しました。なお、文書発言は6人からありました。

 高畠事務局長の総括答弁(下欄)、議案採択に続き争議団の登壇と紹介、すべての争議の早期勝利解決をかちとる争議支援決議を採択しました。

 大会は、新役員を選出し、大会宣言、決議を採択したあと伊藤潤一副議長が閉会あいさつを行い、中山伸議長の「団結がんばろう」で第三回大会の全日程を終了しました。

大会報告(上)  *議長あいさつ(中)  *事務局長まとめ(下) 

憲法・教育基本法を守り生かす
せめぎあいのたたかい

 東京地評第三回定期大会に結集された代議員・特別代議員・傍聴者のみなさん、大変ご苦労様です。

中山議長
 合流して一年半。東京地評は、職場・地域から多くの期待を受けて、単産と地域が一体となって組織を確立し、要求実現をめざして着実な歩みを進めてきました。そして、03年と対比して組合員32、466人増で本大会を迎えることができました。
各戦線のとりくみも前進しています。東京の労働者の悲願であった「働くもののいのちと健康を守る東京センター」が多くの関係者のご努力で結成され意欲あふれた活動が始まっています。東京地評パート・非正規連絡会も10月8日に結成総会を開催します。民間部会、女性センター連絡会もスタートし、一昨日には東京地評青年協の結成大会を成功させることができました。真新しい青年協の旗のもと、若い力の結集を心よりよろこびあいたいと思います。
さて本大会は、戦争か平和か、歴史的選択をめぐる激動の真っ只中で開催されています。この国の進路をめぐる激しいせめぎあいです。そしてそのせめぎあいは、全ての分野で憲法・教育基本法を守り生かすたたかいとなっています。

 第一は、戦争か平和かのせめぎあいです。
 アメリカのイラクへの侵略戦争は、何の大義も根拠もなかったことが、当のパウエル米国務長官自身が大量破壊兵器を「発見不可能」と発表せざるをえなくなったことで明白になりました。
しかし小泉政権は、このアメリカに追随して自衛隊を派遣し続けています。
いったい、どこの国の首相か。憲法九条をもまれ!自衛隊派兵はただちに中止せよ。断固として追及しようではありませんか。
戦後の労働組合運動の原点は反戦・平和です。平和でなければ労働者の雇用・生活・権利は守れません。
 第二は、くらしと生存をめぐるせめぎあいです。
 くらし、賃金、雇用、年金、医療、福祉を守る切実な要求は、憲法で保障された労働者・国民の正当な権利です。
いま、「構造改革」の名によるあらゆる分野での新自由主義改革がすすめられ、改憲勢力は、「公共」「自己責任」を主張し、リストラと「構造改革」による「労働と生活」破壊を容認しています。
 労働者の生活と権利を守り、一人ひとりの人間を大切にする職場をつくるためにも、改憲を許さず、守り生かすたたかいが重要です。
 第三は、都政をめぐるせめぎあいです。
 超高層ビルと大型幹線道路中心の「都市再生」。そのもとで庶民が暮らしにくい東京になっています。
 「日の丸・君が代」強制・「処分」。被処分者への強制研修。それは、生徒への指導内容にまで踏み込む事態となっています。そして、「つくる会」教科書の採択。
 憲法・教育基本法を都政と教育のすみずみまで生かすことを断固として求めます。
 第四は、労働組合の存在をかけたせめぎあいです。
 日本国憲法は基本的人権のひとつとして国民の働く権利の保障、最低労働条件、労働基本権を規定してきました。そしてたたかう権利を保障したのが憲法です。
 日本の労働運動の未来をかけて憲法を守り生かすたたかいに決起しようではありませんか。
いま、労働組合・プロ野球選手会の大奮闘もあって労働組合が注目されています。ストを構えた選手会への国民の支持は圧倒的でした。「たかが選手」と言い放った経営者への「たかが労働者・国民」の怒りが後押ししました。
 この怒りをたたかう東京地評に結集したいと思います。東京の200万人をこえる非正規労働者の組織化は緊急の課題です。
 財界はあくなき利潤追求をめざして二大政党制による政治・経済一体となってこの国の支配をすすめています。たたかいは歴史的選択、大きな転換点を迎えています。憲法を必ず守りぬき、すみずみまで生かすたたかいを発展させようではありませんか。みなさんの積極的な討論を心より期待して、あいさつといたします。

大会報告(上)  *議長あいさつ(中)  *事務局長まとめ(下) 

事務局長のまとめ【要旨】

 27人から発言があり、時間の関係で六人の方には文書発言に回っていただきました。ありがとうございました。多くは議案を補強する立場での発言だったと思います。いくつか質問が出されました。

高畠事務局長
 ナショナルセンターの問題で質問がありました。議案に書いてあるところが率直な到達状況です。ナショナルセンター問題については引き続き検討していくというのが、合流時の課題として提起されています。現在の執行部の中で確認されている事項について認識を一致させるために月一回程度会議を行ない整理している中で大会を迎えたので、議案の内容になっているとご理解ください。大会以後整理を進め、検討する課題と枠組みについてつめていきたいと考えています。
 地域ユニオンの問題ですが、非正規を組織化する問題について今後幹事会の中で具体的に検討していくということです。現状は単産や地域からご意見をいただいた段階です。第四回大会までに整理を、となっていますが、できるだけ早くまとめていきたいと考えています。

 次に「闘争本部」ですが、これは九月の幹事会で立ち上げました。名称は「憲法改悪阻止東京地評闘争本部」です。メンバーは東京地評内部だけでなく、単産や地域からも参加していただくという形にしていこうと議論しているところです。
 最賃について、千円からみるということでのご意見があったと思います。これについては当然、そういう形で意見書を出しています。大会資料につけておきましたので参照してください。二円あがったけれど、千円からみれば七一〇円というのはとても生活を守れるような最低賃金ではないという認識です。国民的な共同の問題については、今後幹事会の中で議論させていただきたいと思います。

 そのほか様々な単産、地域からご発言をいただきました。最後の中野のたたかいもそうですが、多くは、闘うことによって前進が切り開かれるということを示していたと思います。
 合流からまだ時間がたっていませんが、たたかう労働組合としてこれからも引き続き奮闘していきたいと思います。以上、不十分ではありますが答弁とさせていただきます。

 なお、二つの特別決議が付託され、幹事会で確認し、お手元に配布しました。それぞれの組織から提案の趣旨説明を受けて、採択に付したいと思います。