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東京労働相談センター情報

2015年 4月28日   NO.130


 祝 第86回 メーデー   ※  今号はメーデー特集 
晴れた五月の青空の下、選挙の結果をふまえ大きく前進していきましょう
 第86回中央メーデーは、5月1日 代々木公園で開催。
 文化行事は10時から。式典は11時開会。主催者挨拶に次いで、各友誼団体組織からの連帯と激励の挨拶。NPT代表団、沖縄からの報告と連帯の挨拶、被災地からの訴えや海外組織などからのメッセージも。
 決意表明とメーデー宣言の採択後、12時20分以降、都内の新宿・明治公園・恵比寿の3コースへデモ出発!!!
 なお、三多摩では、25年ぶりに立川市・多摩川緑地野球場で開催です。
       文化行事9時30分、式典10時、でも出発11時50分です。
 また、例年、連帯交歓をしている日比谷メーデーも、日比谷で開催。
 それでは、我が国におけるメーデーの歴史を おさらい。 
  まず、日本のメーデーは?
 始まりは1920(大正9)年5月2日(日曜日)、上野公園で15団体、5000名が参加したそうです。しかし、戦前最後となる第16回メーデーは1935(昭和10)年5月1日に「失業反対」「労働強化反対」「臨時工制度反対」などを掲げましたが、同年4月3日には、政府財界に従う日本産業労働倶楽部が「日本労働祭」を前年に引き続き開催し、「東洋平和の確立」「労資一体」「労働報国」を掲げ、翌年1937年(@昭和12)年の日中戦争勃発へつながった動きをしました。
そして第17回メーデーは、2・26事件の1936(昭和11)年に内務省により禁止され断絶に。満州侵略と中国制覇、太平洋戦争突入への前夜です。

   日本の侵略戦争と植民地主義、軍国主義支配は、1945(昭和20)年8月のポツダム宣言受諾で、敗北しました。この年の12月には労働組合法が制定され、翌年3月から施行に。そして歴史を受け継いだ第17回メーデーは、(次ページ)1946(昭和21)年5月1日、東京で50万人、全国で250万人の参加で開催され、続く5月19日の食糧メーデー30万人が参加。
当時の労働組合の組織率は、45.3(47年)、53.2(48年)、55.8(55.8年)%にも。2014年6月現在は、17.7%!
   ※ この戦後直後には、連合軍指令部(GHQ)による「五大改革指令」(労働組合結成の奨励、婦人の解放・参政権、教育勅語の失効と民主化、圧政の法的制度の撤廃と取り消し、財閥解体や小作の廃止と農地解放)が出され、労働基準法や憲法制定とあいまって、現自公政権の安倍内閣が、憎しと狙う「戦後レジュームの基礎」がなった

   第20回メーデーの1949(昭和24)年は、権利制限が始まる労働組合法の改定が6月にされ、7月に下山事件、8月に松川事件が起こされ、全国の官公庁と大手民間での首切り、憲法違反の大量レッドパージが始まります。
    翌1950(昭和25)年に朝鮮戦争が勃発。警察予備隊創設、共産党幹部追放とアカハタ停刊の中、総評が政府と財界に期待されて、結成。翌第22回メーデー1951(昭和26)年は、皇居前広場の使用が禁止とされ、これに反発する人々・団体により「全面講和・再軍備反対」を掲げ、芝公園で開催されました。
    翌第23回メーデーは、明治神宮外苑が会場でしたが、引き続く皇居前広場の使用禁止に対し、「人民広場で」と数万人が二重橋前に結集したところで、警官隊による規制、発砲によりデモ隊員2名が死亡、数百人が負傷。1332名が検挙を受け261名が起訴されるに至り、1972年11月、騒擾罪に付き全員無罪の確定まで20年にわたる裁判闘争へとなりました。

  ● 戦後のメーデーは、運動上の潮流間の相違を乗り越え「統一メーデー」として開催されていました。しかし1988年には、同盟によりメインスローガンの「団結」が削除され、翌1989年、総評・同盟の解体、連合と全労連の結成の年、第60回メーデー実行委員会では、従来の満場一致原則が多数決制に変えられるに至り、統一労組懇やマスコミ、金融、商業による新たな実行委員会によって、「たたかうナショナルセンターの確立」をめざす、労働運動の右翼再編と連合路線に与しない新しい実行委員会が発足。今年のスローガンは、わかりますか。
この年の会場は、辰巳の森、翌年は夢の島、その後は、亀戸中央公園と続きますが、連合メーデーが5月1日開催を放棄しての変質に伴い、2001年には12年ぶりに、従来行使できなかった代々木公園を会場とし、2004年以降は、世界の労働者との連帯の日ともして、今回の第86回メーデーまで、一貫して歴史ある5月1日を、祝賀、決起、連帯の集いとして開催を続けるに至ったのです。
※ 1886年5月1日の米国における8時間要求やストライキ、弾圧事件等はご自習を。
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2015年4月28日発行
(編集・前澤檀)