■第119回 2014/2/15

   オルグの現場から 86
     今期二つの組合結成 馬年にふさわしい飛躍を

 年の瀬に、また一つ組合を結成し、切実な要求をじつげんしました。▼歯科で働く労働者が、賃金の支払いが一定でない、昨年のボーナスが未払い、年末調整で過払い金が5月に支払われる、などに疑問と不満を募らせ組合結成したもの。▼労働相談を経て、東京西部一般の分会とし、結成通知と要求書を提出。25日に院長が全面的に非を認め、誠実に対応したことで妥結し、今後正常な労使関係を築くことを確認しました。▼組合員は、「働き心地は悪くない」といい、それが勤続年数の11年、9年、7年の長さに現れています。▼職種は、受付・会計、衛生士、助士と違いますが仲がよく、「これって、法律違反じゃない」などと話していましたが、一人が叔母に相談し、労働相談センター・東京西部一般と結びついたものです。▼元々、労働基準法違反、労働契約法違反のため、解決には時間を要しませんでした。この種の問題は、中小の職場で多く存在していいるように思いますが、今回の事例のように、ちょっとしたきっかけが、その後を大きく左右すると思います。▼組織労働者にとっては、明らかな労働基準法違反・労働契約法違反が存在すること自体、決して許されません。▼しかし、圧倒的に多い未組織の職場では、法令違反んの事態が放置され、解決の糸口も掴めないままの事例が多いと実感しました。▼未組織労働者には、頼りになる、頼りになりそうな労働相談センターの存在が、決定的な役割を果たします。発足して約6年の八王子労連労働相談センター。相談件数4千件・解決金総額1億円の重みを感じ、労働運動の高揚を実感できる馬年にしたと決意した年末でした。 伊澤明(八王子労連労働相談センター所長)



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部内資料:東京地評労働相談弁護団(報告書式等有)