■第117回 2013/11/15

   オルグの現場から 84
     成果の上に組織化のテンポアップを!

 個人加盟の地域労組“きずな”を結成したのは、2009年2月のこと。労働相談は組織化に結びつかないとの常識を打ち破るために、相談者の受け皿組合として結成しました。▼八王子労連は、08年の定期大会で、組織拡大五カ年計画を、一年間の討議を経て決定しました。“きずな”の結成は、実践第一号でしたが、同年にJMIU飛鳥DC支部が加入したことで、その後の組織化に弾みがつきました。▼“きずな”は、加入総数で100名を超え、実質70名超、五カ年計画で結成された10労組の中で大きく前進した組合の一つです。10月27日行われた第24回定期大会での、書記長の発言を紹介します。▼「よちよち歩きの“きずな”が5年の歳月を経て、しっかり歩けるようになりました。月一回の交流会を軸に、組合員の交流を心がけています。楽しい企画もいっぱい。財政的にも充実し始めました」と自信の発言でした。▼今年の夏合宿では、新宿区労連の保科事務局次長を招いて、地域労組の現状とありかた、地域労連の関り方、次世代への継承などについて話して頂き、討論で深めながら学ぶ機会がありました。後に、保科事務局次長から感想が寄せられ、“きずな”のきめ細かな取り組みを評価いただいたことで、一層確信が持てたのではないでしょうか。▼労働者の置かれている状況は、私たちの努力にも拘わらず、全体として改善されていません。2011年度の厚労省発表では、総合労働相談件数は110件、個別労働紛争件数は25万件超。 我々が関わった件数はごくごく一部です。今こそ、相談と組織化のテンポを高める決意と具体化を!の思いです。伊澤明(八王子労連労働相談センター所長)



すぐに役立つ元気の出る労働相談1問1答(冊子紹介)
部内資料:東京地評労働相談弁護団(報告書式等有)