■第54回 2008/03/15

 オルグの現場から S
  地域労連・労働相談センターが
「器にあった活動」に向け、発想の転換を


▼八王子平和と労働会館(通称:フォーラムはちおうじ)が二月二十九日に竣工し、三月十五日竣工祝賀会を行うことになりました。▼労働戦線の再編が始まった一九八〇年代から、八王子にはさまざまな分野のたたかいの蓄積があります。都教祖八王子支部の再建、八王子労連結成、自然保護をめざす多くの市民活動、市民要求実現の総行動、六回の市長選などなどです。▼二十数年さまざまな活動に係わった労働者・市民からの「拠点としての会館があったら……」という積年の思いを結実させようと、〇五年の九月に起案され、それ以来土地の購入、設計・施工、そして竣工と二年数ヶ月を費やし、五〇を超える団体一〇〇〇人を超える個人の協力で竣工にこぎつけたものです。
▼この会館には都教祖八王子支部、八王子労連、新婦人八王子支部、年金者組合八王子支部、民主教育研究所などが竣工と同時に事務所を構えます。 今の情勢は団体が束になって立ち向かうことが求められることから、「共同使用できる事務所」をひと部室確保することで、共同を重視しました。
▼八王子労連の事務所に、労働相談センターも同居し、従来と変わりません。しかし、相談に来る労働者の側から見たとき、物置同然の窮屈な部屋で気兼ねした相談から、広く明るい部屋で安心して相談できる雰囲気へと一変するだろうと思っています。▼一変するといえば、事務所建設を機に、「器にあった活動」が求められます。「器にあった発想」から「情勢にかみ合った、情勢を切り開く地域活動」を真剣に探求することが必要です。未組織労働者への接近と対応、労働組合間の一致点での協力・共同、憲法まもる共同の飛躍的前進、命の平等を求めるたたかいなど、課題は盛りだくさんです。    

                       (八王子労連労働相談センター伊澤 明)

すぐに役立つ元気の出る労働相談1問1答(冊子紹介)
部内資料:東京地評労働相談弁護団(報告書式等有)