■第50回 2007/10/15

 オルグの現場から O
  青年労働者の組織化で共同を


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非正規雇用労働者の比率は、就労人口比で三三%、二〇歳代では五〇%にも達しているという政府統計ですが、労働相談件数にそれが色濃く反映し、昨年九ヶ月で一九件だった非正規雇用労働者の相談が今年同じ九ヶ月で四一件と、増加の傾向にあります▼正月早々に「解雇撤回」をさせながら「働きたくない」と断り、その後職場を転々としている青年労働者を気遣う父親のこと、交通事故処理をめぐるトラブルで相談にきた青年が、実は大変不安定な条件で働かされていることに疑問を抱かないこと。さらには、相談に来る青年が、労働条件や職場環境などから病んでいる人が少なくないことなどに心を痛めていました▼実は、八王子労連労働相談センター設立一年数ヶ月経過した昨年の大会で「八王子青年ユニオン」構想が議論されました。しばらく足踏み状態でしたが、八王子合同法律事務所の弁護士と、青年労働者の現状と打開策など話した際「八王子青年ユニオン」構想の具体化で共同することに合意したことから、構想が現実的になりました▼それとは別に、今年の八王子労連夏の合宿で、青年部が首都圏青年ユニオンの河添書記長を招いて学習会を計画していることを知り、八王子労働相談センターとの共催を申し入れ、新たな共同がはじまりました▼青年が自らの力と仲間の力で、悩みの解消・労働条件の改善・社会的地位向上めざして日常的にとりくむことの出来る組織が、今ほど強く求められているときはありません。地区労・地域労連・労働相談センターが、青年の主体性を尊重しながら、そのためにどんな援助ができるか、真剣に検討するときではないでしょうか。
                (八王子労連労働相談センター伊澤 明)

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部内資料:東京地評労働相談弁護団