■第49回 2007/09/15

 オルグの現場から N
  労働者と労働組合の出会いをサポート

今回からの四回は、八王子で奮闘されている伊澤さんに担当していただきます。
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八王子労連労働相談センターが発足して2年2ヶ月が経過しました。相談件数は、総数で294件、月平均約11件。労働者の労働条件、生活の困窮状況から見れば、取り組みに工夫と改善が必要だと反省しています。発足当初は「何でも相談所」的な存在として重宝がられましたが、徐々に労働相談の占める比率がアップし、「労働相談センター」らしさが発揮されはじめたこの頃です
◆最近連続して相談者から感謝の手紙をいただきました。一件は「解雇撤回・未払い賃金獲得」で円満解決した方、一件は「職場の人間関係の縺れ」の悩みを相談された方からです。いずれも、労働相談センターに救われた思いと感謝の気持が綴られており、「労働相談センター続けてよかった」の思いを新にしました
◆八王子労働相談センターが乗り込んで即決した事件も少なくありません。名刺を渡し趣旨を話しただけで、「雇い止めの意思などなかった」「未払い賃金があることは承知している。払うつもりだ」などと「撤回を表明」する事例があり、これは素晴らしいことです
◆未払いの残業代を八百数十億円支払わせた労働者・労働組合のたたかい、偽装請負の告発と是正の全国的な運動などが反映したものであり、同時に地域労連が地域に根ざした運動を粘り強く続けてきた反映でもあると確信します
◆もし、「地方・地域労働相談センターがなかったら…」きっと悩みや要求を持つ多くの労働者が、諦めと無気力感から、労働組合への接近が遠のくことでしょう。
                (八王子労連労働相談センター伊澤 明)

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