各三役・労働相談・組織化担当御中(回覧・転送願います)
東京労働相談センター情報
2008年01月18日 NO.37

●  ご用心! 労働契約法が成立 施行日は 3月1日
   労働基準法第18条2(解雇)は削除され 労働契約法第16条に、
   労働基準法第93条(就業規則の効力)は改定され、労働契約法
   第12条によることになります。

 昨11月28日に「使用者による就業規則の変更による労働条件の変更を、新たな労働条件と認める」労働契約法が成立、12月5日に公布されました。 同法の附則第1条によって公布日以降3ヶ月以内に施行の期日を定めることになっていますが、18日の閣議で確認されて3月1日施行になる模様です。今回の法律には、第9条で「使用者は労働者と合意することなく、就業規則を変更することにより、労働者の不利益に労働契約を変更することは出来ない」とされています。当然ですね。しかし、

  第10条では「使用者が就業規則の変更により労働条件を変更する場合において、変更後の就業規則を周知させ、かつ、就業規則の変更が、労働者の受ける不利益の程度、労働条件の変更の必要性、変更後の就業規則の内容の相当性、労働組合等との交渉の状況その他の就業規則の変更に係わる事情に照らして合理的なものであるときは、労働契約の内容である労働条件は、当該変更後の就業規則に定めるところによるものとする。」としています。

勝手な就業規則変更を許さない取り組みを!
 これまでにも指摘、糾弾してきたように、未組織職場が大多数で、今でさえ、使用者の一方的な労働条件変更を押し付けられ、何も抵抗できず従属させられている圧倒的大多数の労働者にとって、この「合理的」な変更かどうかなどの判断は不可能ではありませんか!!!

  使用者に勝手な労働条件変更の動きを助長させかねない、この法律に賛同した犯罪的な政党、労働団体、学者、研究者、法律家に対し、重ねて、厳しく責任を問うものです。同時に、第9条の原則を周知し、第10条の解釈を厳密にさせていく取り組みが、まさに一層重要だと言うことです。

● 悪行バッドアクトのグッドウィルに対する行政処分に伴う
   派遣労働者の雇用対策について
  二重派遣や勝手な名目での賃金からの天引き、ピンハネの悪行を続けてきたグッドウィルに対して、東京労働局は1月11日、1月18日以降2ヶ月間の業務停止命令を出し、法違反改善と業務改善の命令を出しました。この制裁は会社に対するお灸を狙ったものですが、結果として派遣労働者にとって、新規契約はもとより契約延長・更新等の禁止が生じ、就業契約の機会が減って行くことにもなりました。このため、厚生労働省は、全国の都道府県労働局長に対してグッドウィルの派遣労働者らの相談を総合的に受けるよう、また、ハローワークが積極的に職業相談、職業紹介をしていくよう指示を出しました。他の派遣会社の悪行も告発し、労働者の権利と雇用を守らせましょう。
 株式会社グッドウィルに対する行政処分に伴う派遣労働者の雇用対策について
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=123425
● 日雇い派遣の権利保護 移動時間の賃金支払い 不正天引き禁止 厚労省
   しんぶん赤旗
   http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-01-17/2008011701_01_0.html
● 労働相談と労働審判交流会を開きます
   2月15日(金)午後8時30分より、標記の交流会を開催します。
   会場は東京労働会館地下会議室です。
   お問い合わせは、東京地評労働政策局 5395−3171まで。
なくせ貧困!諸要求実現2・13総行動 日比谷野音・正午
新年もよろしく! 各地・組織で旗びらき続いてます
 幹部役員諸氏諸嬢は、連日連夜のように連帯と交歓と決意固めで、お忙しいようで すね。このセンター情報宛にもご挨拶くださった方も多く、ありがとうございました。
組織的には春闘や組合員拡大の課題でスケジュール満帆の船出でしょうが、さて、普 通の組合員の身近なところで、多くの組合員や職場の非組合員も参加できる「旗びらき」 を開いていますか。日頃会う機会がない者同士でも、この時期なら、美味しいものをつ まみながら気持ちを合わせ、時を一緒にしていくことが出来るかも知れませんね。
 さて、どうせしなければならないことなら、難しい顔をしないでやってみましょう。
 今年は、選挙が好きな方にはこたえられない位、嬉しい年のようです。ウーム。
 どーんと、海原に大船を出していく気で、この一年を乗り切って行きましょう!

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