■2006/06/15 第35回

  オルグの現場から @
     相談者の半数がメンタルヘルスって

 今回からの4回は、東部江東一般の門川さんに担当していただきます。門川さんは、東京労連で配置している専任オルグとして、東京労働相談センターと連携しながら、江東を中心に東部方面で活動されています。オルグとして関わった相談や組織化の経験についての報告です。
 
 Oさんが亀戸労働相談情報センターで建交労を知って訪ねてきたのは今年の二月。某大手運送会社に大型ドライバーを夢見て入った二六歳の女性です。約一年たっても自分の希望であった大型トラックでの営業所間の区間輸送業務に配属されず、あげくには二トン車での集配業務にまわされそうになり相談に来たのでした◆彼女はこの間、毎日のように職場の上司からパワーハラスメント・セクシャルハラスメントを受け続け職場に行けなくなっているというのです。職場には労働組合もなく亀戸労働相談情報センターに助けを求めたのでした◆会社には現在、@病気が完治するまでの治療費・療養に係わる諸経費の全額負担A職場復帰までの賃金保障B謝罪と企業における再発防止策の策定を求めています◆専任オルグになって一年が経過しましたが、相談に来られる人の半数位の人がメンタルヘルスに侵されています。年功序列賃金制度が成果主義賃金制度になり、仲間と競争させられる。勝ち組・負け組。正社員から非正規社員へ。賃金格差の拡大。原因はいろいろあるでしょう。いやな時代になったものです◆この病気を治すには、原因から離れることと、なによりもご家族の理解と協力、そして良い医師だと思います。今度のケースがそうであれば良いですね。(東京労連専任オルグ 門川久雄)


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