■2005/05/15 第23回

 春の特別労働相談週間で1日20件
     個人加盟労組へも抵抗感少なく

◆当東京労働相談センターは4月11日からの1週間、春の特別労働相談週間を開催しました。態勢は、地評加盟組織からの相談員派遣と地評常駐者の随時応援を受け、相談電話も増設しました。今年の特徴は、相談の件数が非常に増えたこと。3月下旬から、日によっては1日20件もの電話相談が続くほか、メール相談も変わらず日に3〜5件で、5月の連休前まで同様な傾向でした。
◆これは丁度3月末から、全労連との連名でメトロ丸ノ内線と、京成電鉄・メトロ銀座線・京浜急行を結ぶ全車両に、フリーダイヤルの労働相談広告を車内に掲出。また、都内150以上の各地駅頭で「もうやってられない、あなた」「えっつ!?突然解雇された!給料・残業代が出ない!有給休暇がない!」「一人でも入れる組合があります」という呼びかけと相談のメールアドレスと電話番号入りの変形大型ティッシュを15万個も配布してきたことが反映しています。
◆相談内容は、解雇、契約条件変更、長時間労働と賃金未払い、心身破壊などが中心ですが、権利や制度、法律を知って自分で交渉という場合以外には、労基署への申告も増えています。さらに個人加盟労組への紹介が抵抗なく受け入れられているのも特徴です。
◆また、雇用の「柔軟化流動化」を反映してか、労働者からの複数企業への応募と内定の解消、個人情報保護法施行に重なって、人材会社が転職希望者の情報を在職中の会社に漏洩した事件、複数企業へ勤務していて過労と労災適用のあり方の相談なども、社会情勢を反映したものでした。
◆はて、相談が多いのが良いのかどうか、複雑な心境の春先でした。

 *すぐに役立つ元気の出る労働相談1問1答(冊子紹介)

               東京労働相談センター  窓口担当  前澤 檀