◆第4回やり場のない怒りの訴え メール交換で元気に

 最近では、メール相談やホームページに熱心な地域労連も増えていますし、この東京労働相談センターに直接つながるメールアドレスも、先月から設定したのですが、相談が増えています。
 毎朝の画面が楽しみのようであり、「さて」、とおなかに力を入れて読み出すことなど、相談者の都合で相談が始まる点では同じでも、電話相談とは一味違うモノです。

 まず、匿名がもっとも多く、文章の雰囲気から男性なのか女性なのかを推しはかることもしばしばです。
しかし内容のほとんどは、職場生活での、差別やいじめなど、周りの人に相談をしたり話し合ったりできずに溜めてきて、どうにも押さえきれない思いの数々です。 
中には、図書館か六法全書代わりにか、手っ取り早く労働関係の法律や制度、権利についての「お尋ね」もあります。

 メールは、相談する人が気兼ねなく気持ちを表せるのですが、意識が集中していることに重点が寄り、職場を囲む全体の状況や制度の状況などが記載から漏れがちです。
 また、勤務中に発信してくるなど、会社に筒抜けの相談もあれば、毎回深夜発信のものもあります。
 しかし、ネットを伝って「職場」「いじめ」「悩み」などのキーワードから、やっとこちらにつながったメールの重みは、必ず、連帯と励ましを返信させずにはいられません。しばらく経って「解決した」「気持ちの整理がついた」等の再信を受け取ると、マウスをクリックする手も疲れません。
 さて、地評のホームページもたまにのぞいて下さい。
                     東京労働相談センター   前澤 檀