◆第205話(XIII) 2020/5/15


城南大空襲・本門寺公園

夥しい遺体が仮埋葬された本門寺公園

 昭和20年3月10日未明の下町大空襲に続いて、平和を祈念し、今回は「城南大空襲」を取り上げます。
 昭和20年4月15日の深夜から16日未明にかけて、房総半島と相模湾から侵入したB29爆撃機200機の爆撃で、大田区大森、蒲田の地域は、死者841人を出す甚大な被害を受けました。米軍機からは、焼夷弾や重油が投下され、約7万戸が焼失しました。
 広大な敷地を持つ「池上本門寺」には、空襲を逃れて多くの人が避難してきましたが、「本門寺」自体もまた空襲を受けて惣門、五重塔などを除きほぼ全焼するありさまでした。
 本門寺の隣にある「本門寺公園」(都営浅草線「西馬込駅」から徒歩12分・写真)の子供広場からは、今は元気な子供たちの歓声が聞こえてきますが、当時は、空襲による夥しい遺体の仮埋葬場所としての悲しい歴史があります。

<過去のおはなし>