◆第82話 2010/03/15

        日 本 橋  (にほん ばし)

日 本 橋
   中央区にあり日本橋川に架かる橋です。現在の橋は20代目で1911年架橋。全長49.1m、幅27.3mの石造り二連アーチ橋です。日本国道路元標が設置されており、江戸初期から現在まで国道の起点となっています。

初架橋は1603年(開府と同年)。翌年には東海道など五街道の起点とされ、人や物資が集まるようになります。北側には魚河岸(関東大震災後築地に移転)、川筋には米や材木河岸、呉服などの問屋が建ち並び、経済や文化の中心地として賑わいました。南側には高札場や晒し場が設置され、幕府の政策PRの場でもありました。

近代に入ると、交通機関の変化から形状が平坦化してきます。周辺には呉服問屋が発展した百貨店(三越など)、金座(金の鋳造・発行)跡地の日銀、大企業の進出など一大ビジネス街として発展してきました。

その後震災や空襲に耐え、修復をしつつ現在に至りますが、東京オリンピックを翌年に控えた1963年、地元の反対を押し切り、真上に首都高が建設されました。

  近年では景観問題をめぐって議論がされています。(菊)

※「東京の今昔・W」は今回で終了です。どうもありがとうございました。