◆第81話 2010/02/15

          四 谷 見 付 橋  (よつやみつけ ばし)

四谷見附橋
  千代田区麹町と新宿区四谷間でJR中央線(一部江戸城外堀跡)を跨ぐ陸橋です。現在の橋は1991年架橋。全長44.2m、幅40mの鋼製アーチ橋です。

橋名から分かるように、すぐ近くに江戸城三六見附(人や物資の見定め)の一つ・四谷見附があり、甲州街道の出発点でした。四谷駅の麹町口付近に石垣がわずかに残っています。ここに限らず、見附は防衛上の理由から本筋から少しずれた場所に造られるのが一般的でした(喰い違い)。そのため、麹町から四谷へ出るにはわざわざ迂回する必要があったのです。

近代に入ると、コの字型の道路が交通の障害に。東京市は外堀に架橋し街道を直進させる工事に着手、1913年完成。赤坂離宮(現・迎賓館)や周辺との調和に考慮したレンガと石張りの橋脚、凝った橋灯等が特徴的でした。ちなみに 元の橋跡には四谷見附新橋という橋が架かっています。

その後交通量の増加に伴う拡張工事で現在の橋に架け替えられました。旧橋は多摩ニュータウンに移設復元されています(長池見附橋)。散歩がてら出かけてみてはいかがでしょうか(菊)。