◆第68話 2008/12/15

下布田古墳(しもふだ こふん)

下布田古墳
  調布市下布田には縄文時代の遺跡もあり、国の重要文化財に指定されている土製耳飾が出土しています。縄文時代の優れた芸術性を示す、すばらしいものです。

  下布田古墳群は多摩川を見下ろす立川段丘面にあります。十三基の古墳が確認されています。現在下布田六号墳(狐塚古墳・写真)が史跡として保存されています。

  外径六十bの円墳で「河原石積横穴式石室」でした。太刀三振、小刀一振、鍔二点、刀子一点、鉄鏃一点がまとまって出土しました。
  この古墳は、七世紀前半に作られたものだと考えられています。すでに、付近は、区画整理されており、宅地化が進んでいました。

  古墳には、京王多摩川駅徒歩四分にある「調布郷土博物館」で遺物を見学してから下布田遺跡まで散歩することをお勧めします。布田小学校わきの羽毛下通にでて坂を上った府中崖線上にあります。郷土博物館分室もあり、そこでも遺物を見ることが出来ます。残念ながら土・日・祝日は閉館で、私は見ることが出来ませんでした。


(東京地評 永瀬 登)