◆第61話 2008/05/15

         喜多見古墳群(きたみ こふんぐん)

喜多見古墳群
  砧古墳群、喜多見古墳群、狛江古墳群は一体のものです。
  喜多見古墳群で現存しているのは、稲荷塚古墳(写真・喜多見四丁目七)と第六天塚古墳(喜多見四丁目ニ)です。

  稲荷塚古墳へは、砧中学校古墳から多摩堤通りに入り喜多見大橋を渡って、次大夫堀公園を過ぎたところで右折して知行院を右手に見ながら少し先を右折したところに整地された小公園内にあります。

  また、近くに第六天塚古墳が、慶元寺(喜多見四丁目十六)付近の須賀神社脇の竹林の中にあります。なお、慶元寺付近にも九基の円墳が確認されています。

  稲荷塚古墳は、直径一三b、高さ二・五bの円墳で横穴式の石室がありました。太刀や鉄やじり、土師器、須恵器などが出土し、七世紀初めのころの族長クラスの武人の古墳と考えられています。

  第六天塚古墳は、直径二九b、高さ二・七bの円墳で、主体部は発掘されていませんが、稲荷塚より古く五世紀後半の古墳と考えられています 。

(東京地評 永瀬 登)