◆第57話 2008/01/15

        芝 丸 山 古 墳

芝丸山古墳
  弥生時代の後半になると権力者の墳墓として方形周溝墓が作られるようになり、さらに時代が進むと古墳が現れます。

 東京では、旧石器時代、縄文時代、弥生時代の遺跡はほとんど埋め戻され、目で見ることができず、石器などの遺物を博物館などで見るだけでした。しかし、古墳は私たちの目で、足で確認することが出来ます。

 今回は、京浜東北線に沿った高台(本郷台)にある古墳を訪ねます。飛鳥山には、飛鳥山一号墳が旧渋沢邸にあります。上野の山には、摺鉢山古墳が東京文化化会館裏の公園緑地事務所の隣にあります。

 そして、都内最大級(全長106b)と言われる芝丸山古墳が芝公園内にあります(都営三田線芝公園駅下車二分)。
 この古墳は五世紀頃の前方後円墳で、墳頂部には瓢形大古墳の大石(写真)があります。西武の開発によって削り取られてはいるものの、鬱蒼と樹木が茂る墳丘に上って、古き時代を想像するのも古代散歩の楽しみです。


(東京地評 永瀬 登)