◆第55話 2007/11/15

        弥生式土器の発掘の地

弥生式土器発掘の地
  東京都文京区弥生二丁目、メトロ千代田線「根津」の交差点を東大に向かう言問通り際に「弥生式土器発掘ゆかりの地」の碑(写真)があります。

縄文時代が土器の文様を時代の名称にし、弥生時代は弥生土器発掘の地名をその名称にしています。
明治17年(1884年)に東大生の坪井正五郎らが「向ヶ丘弥生町」の貝塚で口の部分がいくらか欠けた土器を発掘します。この土器が大森貝塚で発掘した縄文土器と形態や文様が違うことから、その後の研究で縄文時代と古墳時代の間に位置する土器「弥生式土器」の名称を使うようになりました。実は、この発見地は確定されていず、謎のままになっています。

発掘した土器は、東大総合博物館が所蔵し、「文京ふるさと歴史館」で見ることが出来ます(レプリカ)。私が訪ねた日は、品川歴史館に貸出中ということで見ることが出来ませんでした。歴史館は、メトロ丸の内線「本郷三丁目」から徒歩五分のところにあります。




(東京地評 永瀬 登)