◆第53話 2007/09/15

鈴 木 遺 跡

局部磨製石斧
 
猛暑の続く中、小平市にある鈴木遺跡とその資料館を訪ねました。

鈴木遺跡は、私たちの祖先がいつごろから東京に住んでいたかを知ることができる遺跡です。

それは3万年前に遡ります。当時は氷河期で海面も100bは低く、大陸とも地続きになっていました。

鈴木遺跡よりも古い遺跡として5万年前の多摩ニュータウンNO.471-B遺跡の石器が一時都立埋蔵文化財センターに展示してありましたが、旧石器遺跡捏造であることが判明し、撤去されています。

鈴木遺跡は、1974年に市立鈴木小学校ができるときに発見されました。ここは、石神井川の源流部で、源流を取り囲むように馬蹄形に発達した遺跡です。

出土した石器は、石を打ち砕いただけではなく、刃の部分を砥石で磨いた磨製石器(写真)です。発見当時は、旧石器時代では考えられないものでした。
鈴木遺跡と資料館には、武蔵小金井駅から京王バス中大付属高校前下車10分です。

(東京地評 永瀬 登)

(東京地評 永瀬 登)