(談話)

石原慎太郎氏に都知事の資格はない

  3月11日に発生した東日本大震災は、世界的にも未曽有の、大惨事となっています。15日午後11時現在、亡くなられた方が確認されただけで4,800人超、安否が不明の方が14,000人超、避難されている方が50万人超となっています。これでもまだまだ、被害の全容がつかめていません。宮城県知事の発言として「県内の死者は万人単位」、との報道もなされています。組合員とそのご家族、ご親族、友人・知人の方の被災も、多々に上るものと思われます。東京都内でも、死者が出、道路などのインフラ、建物などの被害も、多くの箇所で発生しました。

  被災者の苦しみ、悲しみには、私たちの想像を絶するものがあります。今、やるべきことは、政府・東京都が、人命を救うことをまず最優先してあらゆる方策を講じることであり、そして、被災者への救援と救済に全力を挙げることです。

  このような非常事態に際し、石原慎太郎都知事が14日、東日本大震災に関して、「やっぱり天罰」「津波で我欲を洗い落とす」と、被災者の感情を全く考慮しない、逆なでする、非人間的な暴言を繰り返しました。当日夜の会見で撤回するのかと問われ、「そうじゃない」といったんは否定しましたが、15日、批判が殺到し、都知事選挙戦を左右する影響が出てきたのを受け、あわてて発言を撤回しました。

  都内の被災も含めて、被災地支援に全力を挙げるべき首都のトップとして、許せる発言ではありません。石原慎太郎氏に、都知事の資格はありません。
以上

2011年3月16日
東京地方労働組合評議会
議長    伊藤潤一
事務局長  松本秀典