2006/03/15

こんな「国民投票法案」絶対、許せない!

 「戦争する国づくり」のための憲法改悪にむけて、自民党、公明党、民主党は「国民投票法案」の今国会提出への動きを強めています。その内容は〇四年一二月に自民・公明の与党協議会が発表した「国民投票法案骨子」に沿ったもので、@ワンパッケージ方式A有効投票数の過半数B国民投票運動の禁止・制限など、改憲へのハードルを可能な限り低くしようとするものです。こんな法案提出は絶対に許せません。
  ワンパッケージ方式?  有効投票数の過半数?
 憲法にはさまざま条文があります。その憲法の条文について、どれをどのように変えるのか、変えないのか、が問題となっているときに、一つひとつの賛否を問うのではなく、一括して賛否を問うワンパッケージ方式はおかしなことです。
 そして有効投票数の過半数という問題です。憲法では、「改正には、国民投票の過半数の賛成が必要」としています。これを「有効投票数の過半数」とした場合、投票率が低くしかも多くの無効票が出ると、わずかな賛成票で「改憲」が容認されてしまう危険があります。しかも、ワンパッケージ方式と「有効投票数の過半数」が結びつくと、たとえば、九条の改正には反対だが、環境権などは必要、と思っている人が、投票の際、悩みに悩んで白票を投じた場合、白票は無効票ですから、有効投票数からはずされてしまい、「過半数」のハードルは限りなく低くなってしまいます。
  私たちの問題なのに、 報道も宣伝もダメ?
 国民投票について、街頭で訴えたり、教師が授業の中で話すことも、マスコミが記事を書くこともできません。違反した場合、刑罰を科すことも考えられています。しかも与党の案では「改正」案の発議から投票までの期間が一ヶ月というのです。
 憲法は私たち一人ひとりの問題です。「何も知らせず、一括投票で、しかも限りなく低いハードル」で変えさせるわけにはいきません。一刻もはやく、大きな世論を作りましょう。