これで大丈夫? 東京の防災対策

(IloveTokyo@ A B C D E )

 9月1日、東京都は都内4ヵ所で防災訓練を実施しました。
 高速道路やエレベーターからの救出・救助、保護者の子供引き取りなどを内容とする訓練がおこなわれました。

大震災の時、ここまでこれるか

 実態にあわない防災訓練

 高速道路からはしご車を使った救助では、はしご車が現場までいけるのか、そもそもはしご車の台数があるのか。エレベーターは首都圏に何基あるのか考えたことがあるのか。自宅がどうなっているのかわからないのに、子供を学校から連れ戻すのか、共働き夫婦の子供はどうなるのか…など、阪神・淡路の教訓が何ら生かされていない訓練となっていました。
 災害はいつ起こっても不思議ではありません。そのために、被害を最小限にする事前の対策が必要です。災害に強い街づくり、耐震診断、耐震工事への助成、特に、避難場所となる学校の耐震化は急がれます。

 都民本位の災害対策を

 しかし、東京都の防災訓練は、石原知事になって以来、自衛隊を大量に動員し、今回は、米軍の参加やNBC(核・生物・化学)災害訓練など、都民の生命・財産を守るという真の防災訓練からテロ・有事対応に防災訓練を変質させてきています。その一方で、首都直下型地震がいつ起きても不思議でないと言われているにもかかわらず、学校の耐震化をさぼり、新潟中越地震で活躍したハイパーレスキュー隊の削減計画をだすなど、都民の安心・安全に逆行する都政を強行しています。

 〇七年の都知事選挙では、都民のくらし、生命、人権を守る都政に変えるために、奮闘しようではありませんか。
                             (東京地評副議長 伊藤潤一)