米軍再編と横田基地

(IloveTokyo@ A B C D E )

 現在、都内には8カ所の米軍施設ががあります。その中でも横田基地は本土(沖縄を除く)で最大の基地となっています。横田基地は都心から西に約30キロの位置にあり、総面積は約1603ヘクタール、東京ディズニーランド約31個分の広さです。守備範囲は、アラスカから中東までの広大な地域の軍事行動の拠点となっており、米空軍でも屈指の重要基地となっています。アメリカはこの基地を「日本の支配の象徴」と位置づけています。

静かで安全な東京の空を取り戻そう

 在日米軍再編では、この横田基地に共同統合運用調整所が作られます。アメリカ軍との情報共有を行い自衛隊と米軍との司令部間の連携向上を図るためです。そのため自衛隊は、今年3月から陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊を統合した軍事作戦指令が出せる新しい統合体制に移行しました。自衛隊の組織を変え、府中に所在する日本の航空自衛隊航空総隊司令部及関連部隊が横田基地内において米空軍司令部と併置されます。これによって、ミサイル防衛の拠点としての機能をも横田基地は持つことになります。こうした基地の共同使用は、地元住民への騒音被害を増加させるだけではなく、米軍の指揮のもと、自衛隊が一体となって軍事作戦に出動する、憲法の禁じる武力行使に踏み出すことでもあります。

 ところで、石原都知事は、こうした横田基地の再編強化を容認しつつ、さらに住民をあざむくために「軍民共同」使用を主張しています。また、9月1日の防災訓練に、自衛隊とともに米軍が参加することで調整をすすめています。基地被害を増大させ、憲法にも違反するこうした事実を、急いで多くの人に知らせ、基地のない平和な東京を実現するために奮闘しましょう。