【都教組】
 「東京から日本を変える」と豪語した石原知事は全国に先駆け、子どもたちには差別と競争、「日の丸・君が代」を押しつけ、学校と教職員には石原「教育改革」を黙って実行するように管理、統制を強化しています。


積み上げた教育への願い(2004/12)
 東京都の教育目標からいち早く憲法と教育基本法を削りとった石原都政は、だれもが願う30人学級を頭から否定し続け、代わりに「できる子、できない子別の授業」をする「習熟度別授業」を学校に押しつけています。中学2年生全員を対象におこなわれた一斉学力テストでは、自治体別(いくつかの地区では学校別)に結果が公表され、学校選択制とあいまって、学校間の競争が激しくなっています。今年は小学校5年生にまで実施しました。また、授業時間を増やすための「土曜スクール」「夏休みの短縮」「2学期制」の実施で、子どもの生活からゆとりと豊かな子ども時代が奪われています。

 卒業式や入学式では『「日の丸」を壇上正面に掲げよ。「君が代」は国旗に向かって起立斉唱せよ』と処分を振りかざして教職員に服従を強い、子どもにまで起立斉唱を迫りました。そして、「起立して斉唱するよう指導すること」という職務命令を出し、強制しています。来年開校する中高一貫校で「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書を採択するなど教育基本法改悪の具体化としての愛国心の押しつけがおこなわれています。

 こうしたなか、子どもたちは「眠い」「横になって休みたい」と悲鳴をあげ、「大声を出して暴れたい」と苛立ちを募らせています。教職員には多忙化と長時間過密労働が強いられ、「もうこれ以上体力が続かない」「納得がいく教育ができない」と定年を待たずに退職していく教職員が、年々増えています。

 しかし、激しい攻撃のなかにあっても平和を願い、子どもを守る大きな輪が広がっています。憲法と教育基本法の改悪に反対し、子どもと教育を守る網の目のような大小の市民組織が地域につくられ、学習会や集会や宣伝活動が広く取り組まれています。それらを、こうした都政と、都議会をかえようという声にしましょう。

都政はいま @都民にケチな石原都政